EFDA オランダのフローラルデザイン-120527-01


こんばんは~!真夏なみ晴天の続くオランダは3連休~♪


昨日、今日とそれぞれ友人宅へお呼ばれ、


明日もBBQと食べまくりの3日間です。ヘ(・o・Ξ・o・)ヘ




さて、今日はこちら 掲載の6作品のうち、


上記アレンジメントの背景をご紹介しましょう。


フラワーアレンジメントには様々なタイプのデザインがありますが


このような植生をいかしたアレンジメントのことを


ヴェゲタティブアレンジメントといいます。


まるで自然の一部を切り取ったかのようなアレンジメントを作るためには、


日ごろから自然をよく観察し、植物の特性を知ることが必須。


例えば自然の中では長~い茎の花として育っているのに


このタイプのアレンジメントで茎を短く使うと、


それをヴェゲタティブアレンジメントと呼ぶことは出来ません。



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日本の一般的な花雑誌では、あまり見かけないヴェゲタティブを作りましょう、と


思っていたエリック先生の目に、早朝の仲卸市場で飛び込んできたのは、


ルバーブの花 (つぼみ)。


非常に珍しいもので、私は一度も見たことがありません。


エリック先生にとっても非常~に非常~に珍しく


即買いしたのは言うまでもありません☆


ちなみにルバーブはこちら。 ↓



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毎年5月下旬からマーケットやスーパーに出回るお野菜で


日本でしたら信州で出回っているようですね。


こちらでは、ジャムを作ったりサラダに加えたり、


私のお気に入りはなんといってもルバーブムースでこの時期よく作ります。


いつも見るのはこのような茎 (葉柄) の部分で


花として見たことはこれまでありませんでした。





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花材はルバーブの他にモス、わら、ブドウの木の枝、


そして撮影場所としてお借りした旧・修道院の庭先から


その場で摘み取ったゲラニウムの葉。


写真は仕上げのゲラニウムを挿しているところです。


花器は日本の信楽焼き窯元を訪れた時にゲットした


ブラウンゴールドが美しい信楽焼きの陶器。


ブドウの木枝の茶色とルバーブの葉柄の部分の赤茶色と


陶器の色が相まって一体感を感じます。


その上、アレンジメントを置いた石に苔がいい感じに生えていて


アレンジメントの中の苔ととっても良いコンビネーション。


花器に少しゴールドが入っていることから、


アレンジメントにハイライトを与えてくれていますネ。



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ゲラニウムを挿して完成~☆


まるでずーーーーーーーーーーっとここにあったかのように


自然の中に溶け込んでいるアレンジメント。。。


このような自然を切り取ったかのようなヴェゲタティブアレンジメントは


もともとは西洋の花デザインが


日本の 「いけばな」 から影響を受けたものなんです。


そのようなお話を活けながらしていたエリック先生でした。




さて、このアレンジメントあまりにも背景に溶け込んでいることと


結構な重さだったので、しばらくこちらに置いてもらうことにして


実はまだ置いてあります。((>д<))


そろそろ取りに行かなくちゃ・・・・・


素晴らしいロケーションを心よく貸してくださった友人に感謝☆




それでは明日も食べまくりの休日になりそうですが


日本の皆様は新しい1週間の始まりですね♪


どうぞ素敵な週の始まりを☆


それではまた!







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EFDA オランダのフローラルデザイン-120524-01


こんばんは~! 春を飛び越えて、いきなり夏☆到来!のオランダです。


あーづーいーー ( ̄_ ̄ i)


なんだかとっても蒸し暑いので、気分爽快という訳にはいきませんが


それに少し歩くだけでめちゃくちゃ日焼けしちゃいますが


それでも寒いよりはずーーーーーーーーっとマシ♪


あと何日こんな日が続いてくれるのかな?


あまりに暑いので珍しくビールを飲みながらブログタイムにいそしんでいる私です。




さて、今日は先日お伝えした 「ベストフラワーアレンジメント 夏号」 掲載の


エリック先生作品6点の中から、110本のチューリップの投げ入れをご紹介☆


直径25cmほどのグラス花器にたっぷり水を入れて


一本ずつチューリップを挿していきます。



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チューリップの特性は、上へ、上へ、と成長していくこと。(anti-geotropy)


そして昼と夜とでは花が開いたり、閉じたりと表情を変えますよね。


そのため、仕上げた状態を保ちにくいのがチューリップアレンジメントの特徴。


難儀ですね~。。。


その特性を頭に入れつつ、最後仕上げたい形をなるべく留めることが出来るよう


時間が経ってもなるべくチューリップが動かないように


茎をところどころ交差させたりして 「重石」 にしながら活けていくエリック先生です。



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110本強の花が全て入りました。

とても強い赤、ワインレッド、オレンジ、ピーチグリーン、


ピンクレッド、紫・・・といった色合わせと


パロット咲き、八重咲き、一重咲き、、、


あとなんて言うのでしょう、花弁に緑のラインが入っているもの・・・


様々な咲き方のタイプのチューリップの競演が美しい。





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これらウォームカラー (暖かい色) を中心に


展開するカラーコンビネーションですが、


互いに共鳴しあってお互いの色をより引き立てていますね。


影響を与え合う色のシンフォニー。。。


こちら上の写真は撮影の直前、パチリ。





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同じ日の夕方。


窓辺の陽に当たり、もう開いてきています。。


全体の形はルーズなセミ半球形。


いつまでこの状態を保てるかな・・?







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刻々と時が経つにつれ、チューリップの形状とポジションが代わっていく。


本当に 「生きている」


「躍動感あふれる」


 「おしゃべりな」 チューリップ達☆






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撮影から5日後、チューリップを仕入れてからはちょうど1週間。


もとの形は崩れてしまっていますが、それでもなお美しいアレンジ。


オランダはチューリップだけではないどころか、本当の花大国です。


それでもひとつオランダらしさを象徴するものとして作られた


チューリップばかりのアレンジメント。


改めてその美しさに感激し、た~っぷりと長い間、


変化していく様を楽しませてもらった素敵なアレンジメントでした。




また次回、別の作品を少しご紹介したいと思います。


それではまた~!!







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EFDA オランダのフローラルデザイン-120523-02


こんばんは~☆ 先ほどまで睡魔に襲われまくってましたが


復活したので、書いてしまいます~。




長らくお伝えしてきた、フロリアードで見た Oogenlust  による


ブライダルブーケショーもいよいよ最後のブーケになりました。


最後は動くたびに美しく揺れる様子が本当に綺麗だった


クレマチスのブーケ。。。


クラッチで束ねただけのように軽く持っていますね。


でも枝の部分は、クレマチスのステムではありませんでしたよ。



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自由奔放に軽やかに美しい顔をうつむかせたり、


元気よく上を向いてたりしてるクレマチス・・・


個人的にクレマチスは大好きな花なので嬉しかったです。


1枚目の写真では色がよく出ていませんが、


とっても綺麗なブーケでしたよ。


作っていたのは、こちらの男性。



EFDA オランダのフローラルデザイン-120523-01





確か、彼がこのOogenlustの中で唯一の外国人だとか。。。


お隣の国、ベルギー出身です。


そして 「知ってる中で一番良いベルギー人だ!」 とMarcel氏は


スタッフ紹介の時に言ってました。(笑)


世界中どこでもそうだと思いますが、隣国とはえてして仲が悪いもの。


オランダとベルギーの間にもお互いを揶揄するような言葉がたくさんあります。


そんなこともひっかけて、のMarcel氏のジョークかな♪




このブライダルブーケショーはVBW主催で行われました。


  VBWとは オランダ国内最大の組織、花小売業中央協会のこと。


  オランダ国内のほとんどのフローリストが加盟していることから


  政治的なパワーも持しロビー活動も行っています。


しかも時間帯はフロリアードが閉館し一般ビジターが帰った後から


フロリアード内 ・ Villa Flora で行われたという代物。


ところがこんな貴重なショーの広告が、事前にどこにも載っておらず・・・・


私やエリック先生を含め、多くの人がこの存在を知らなかった筈。


たまたま1週間ほど前に、情報を得たヤン先生がエリック先生に


声をかけたことから即チケットをゲットし、


幸運にも見に行くことが出来た訳ですが


この辺の宣伝力のなさ、といいますか、なんといいますか


私は 「VBW---、しっかりしてくれーーー!」 と心から叫びましたよ。。。


こんなイベントは早々から大きく告知してたら、


もっともっと多くのフローリストや一般の花Loverが多く訪れたことと思います。


とはいえ、会場は満杯で170名前後の人が19時~22半過ぎまで


目に楽しく、裏話も楽しい時間をた~っぷり堪能していましたけれどネ。



EFDA オランダのフローラルデザイン-120523-04





シャープなビジネストーク、これまでの経験、失敗談、、、など交えて


華麗に繰り広げられた数々のブーケやアレンジメントのデモンストレーション。


最後のブーケと共に、木を土台にしたアレンジが終わったら


Marcel とこのショーのスタッフ全員とモデルさん達が前に並びました。


会場は全員総立ち 「やんや、やんや」 のスタンディングオベーション。。。


拍手と口笛がいつまでもいつまでも本当にいつまでも鳴りやまず、


なんだか私なんて涙まで出てくる始末。




この日も Oogenlust はどこかで大きな展示物の制作搬入があり


フルタイムで働く35名のスタッフのうち、このショーには


8名のフローリストスタッフを Marcel 氏が連れてきていました。


彼らの動きにさすがだな~と思ったのと共に、


とてもオランダらしいショーだったと思います。


何がって?


とにかく何でもオープン。


商売として成り立たすための彼のやり方など


観客も色々聞き出すし、聞かれなくとも様々な情報を開示するし


とても明快でただ単に美しいだけでなく、様々なビジネス上のヒントが詰まった


非常にオランダらしい、良いショーでした。




ちょっと広告宣伝力に欠けてるVBWのようですが、


また何か花デザイン的に楽しそうな情報が入れば


こちらのブログですぐにお伝えしていこうと思います。


そうすればせめてオランダにいらっしゃる方は見に行けるかな~!?




ということで、とっても長くなりましたがご覧くださった皆さまには


本当にありがとうございました~。


もう目がくっついて字が見えなくなってきたのでそろそろ御終いにしましょうネ。


それではまた~!!!






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