香港で『インファナル・アフェア』が公開されて間もなくハリウッドでリメイクが決定し、ブラッド・ピット率いるプランBが製作の元、名の売れた豪華キャストで放たれる悲しくも激しい男の世界。
『インファナル・アフェア』の方は三部作になっていますが、ご覧になられましたか?私は1作目を劇場で見た時、かなり興奮しました。
主演はトニー・レオンとアンディ・ラウという香港でも売れっ子の俳優さんなのですが、めっちゃカッコいいんですよ~
私はトニー・レオンの方が好きなんですが、あの捨てられた子犬のような目がたまらんのですよ
リメイクと言う事なので粗筋はほぼ一緒です。が、細かい設定や演出はハリウッド式になっていました。
舞台はマサチューセッツ州ボストン南部。この街を支配していたのはコステロと言う男で、州警察はこの男を捕らえるのに躍起になっていた。
警察学校に入って来たビリーは身内に犯罪者がいる事やボストン南部出身と言う事もあり、コステロの元に潜入捜査に行くよう命令が下る。
同じ頃、サリバンと言う新人警官も優秀な成績から特別捜査班に任命され、対コステロの捜査の第一線に立つが、実はサリバンはコステロから送り込まれたスパイだったのだ。
お互いが真の身の上を隠し、内通者となって精神的にもギリギリの生活を送る事になる。
ビリーにレオナルド・ディカプリオ。オリジナルではトニー・レオンでした。サリバンにはマット・デイモンで、オリジナルではアンディ・ラウ。
また、お互いのボスにあたるマフィアの方ではエリック・ツァンがオリジナルでしたが、リメイクではジャック・ニコルソンになっていました。絶対こっちの方が怖いよ~
でも、あの禿げ散らかした頭何とかならなかったのかしら・・。
反対に警察側のボスですが、リメイクではマーティン・シーンが演じていましたが、少しご老体すぎるのでは・・と思いましたね~。オリジナルではA・ウォンで、かなり熱くて顔にしてもインパクトありありでした。
オリジナルでトニーが着ていた黒い革のジャケットをビリーも着ていたり、「おっ!」と思わせるようなシーンもありましたが、見てる側が緊張するようなウマい演出は削られていました。
と言うか、荒く表現されていました。
オリジナルの主演2人は中年層なので、渋みがあるんですよ。トニーは寡黙な男だったので、その分哀愁も漂っていました。しかしリメイクでは若い2人に替わっており、まだまだ未熟な若いエネルギーが爆発・・と言う感じでした。
時間も2時間20分と長めですが、元々オリジナルは三部作なのでムリヤリ詰め込んだ感が否めませんでした。特にラストは早送りのように終わってしまいました。
ハリウッド版だけ見ればそれなりに面白い作品に仕上がっているかもしれません。
でも、香港版を見た方はオリジナルの良さがかえって際立ってしまったのではないでしょうか。
あの緊張感は残念ながら上回る事はありませんでした。更に言わせていただければ、バックに流れる音楽がうるさすぎて耳障りでした
オリジナルでは「静」と「動」をウマく演出していたのになぁ~と思いましたよ。
と言うか、私はこのリメイク版の2人が好きになれないんですよね
特にマット・デイモンですが、人類の進化を途中で止めたようなお顔立ちには好感が持てません
1番驚いたのはアレック・ボールドウィンの変わり果てた姿ですよ
なかなか渋いオヤジだなぁ・・なんて見てたら、何とアレック・ボールドウィンでした
ビフォアー
アフター
(笑)
知らなかった・・いつの間にそんな変わり果てたお姿に・・。
余談ですが、舞台がボストン南部になっていたのは脚本を書いたウィリアム・モナハンがマサチューセッツ州ボストン南部育ちだから・・なのかな?
タイトルになった『DEPERTED』ですが、見終わった時に「なるほどね・・」と納得できました。
監督はマーティン・スコセッシ。
そう言えば私、スコセッシ監督で好きな作品あったっけ・・・。
『グッドフェローズ』くらいしか思い出せないわ。
06/12/20