彼は師走の仕事の忙しさに加えて

引越しや離婚の手続きなどで大変そうだった。

 

環境の変化ってストレスかかるはず

ましてや離婚っていう負の変化だし・・・

 

でも、私との未来を考えると頑張れる

と言っていた。

 

私はそんな彼を見守るしかできない。

 

離婚が成立したら

私たちは付き合うことになるのだろうか。

このときは私たちの関係性の変化について

色々と考えていた。

考えても実際なってみなければ分からないのだけれど。

 

隠さず付き合えることは嬉しい反面

この関係がどう変わっていくか心配でもあった。

 

私たちはこの半年間

ケンカらしきことはしたことがなかった。

彼が暴走しているのを私が止めたり

私の適当なところを彼が注意したりのようなことはあったけれど。

 

これまでは

もちろん彼の家に行ったことは無いし

私も家に彼を入れたことはなかった。

 

生活の部分はあまり見ていないし

見せていなかった。

それがこれからは

お互い見ていくことになるのだろう。

 

 

 

 

 

 

彼が引越し先を探し始めた。

物件を見に行っては私に報告してくれた。

 

彼は私の意見も聞かないと

と思っていたようだけれど

彼の家なのだから彼の好きにしたら良いと思っていた。

 

彼は引っ越したら半同棲みたいになる

と思っていたようだ。

一緒に暮らす?とチラリと言ってきたりもした。

 

私は、彼が一人暮らしになろうとも

これまでのスタイルを変えるつもりはなかった。

変わるとしたら

周りに、付き合っている人がいる

と公言できるようになるくらいだと思っていた。

ホテルに行かずに

彼の家に行くこともできるようになるが。

 

けれど

付き合っているという間柄のうちは

一定の距離を保ちたい。

結婚していない限り

私の生活と彼の生活は別のものだ

と考えているので

一緒に暮らすつもりはない。

 

彼が久しぶりの独身生活を謳歌し始めても

それはそれで仕方ないなと思っている。

 

籍を抜いても本当に私が必要とされているのか

不倫という形だったから

盛り上がっていただけなのか

見極めていかなければならない。
 

彼と会わなかった期間

彼はしきりに私のために頑張る

と言っていたけれど

私はその言葉にあまりいい気持ちはしなかった。

 

私がいなければ彼の家庭は壊れなかったのではないか。

私が消えれば彼夫婦はもとに戻れるのではないか。

仲良く一緒にいたころの2人がよく頭に浮かんだ。

 

そういえば、私が彼と出会ったころ彼は結婚指輪をしていた。

私と2人で会うようになっていつの間にかしなくなっていた。

私さえいなければよかったのかな。

 

だから、彼には私のことは関係なくても

離婚するって言ってほしかったのだと思う。

でも、彼は私が現れたから変わったし

現れなかったら多分離婚はしていないと思う。

おそらく多少なりとも不満はあっても

離婚まではしなかっただろう。

 

彼は家族を大切にしている人だから

家族に祝福された結婚を終わらせること

それを家族に伝えなければいけないことは辛かっただろう。

 

奥さんはどう思っているのか

全然分からないけれど

しなくてもよい辛い思いはさせてしまったと思う。