私は彼との関係を望んで続けているわけではないと思っていたので

正直奥さんには罪悪感はなかった。

むしろ、彼をつなぎとめておいてくれないから

私が都合のいい不倫関係をさせられている

という自分勝手な最低な考えをしていた。

 

特に、サークルに奥さんが来ていたときは

仲良く話している姿を遠くから見ていたので、余計に苛立った。

彼は、夫婦の会話は無くただの同居人だと言っていたけど

私には仲の良い夫婦にしか見えなかったから。

 

私は彼に奥さんのことを聞くことはないから

彼の家庭のことはよく分からないけれど

私と不倫関係になってからは、おそらく奥さんとはセックスしていないと思う。

 

彼は私と会うたびにセックスしていたけれど、性欲が強い方ではないと思うし

たぶん私として他の人とするのは無理だと思う(気持ちよりも体質的に)。

それと、彼はよくキスマークをつけてきて私は困っていたのだけど

彼もつけてほしいと言うことも多かった。

さすがにキスマークをつけて奥さんとはセックスできないよねと思っていた。

 

私と出会う前のことは分からないけど

もしかしたらセックスレスだったのかもしれない。

友達のようには仲が良かったけど

夫婦関係としては何か足りないところがあったのかもしれない。

私との不倫関係が始まると

彼の奥さんがサークルに来る回数は減った。

それでも、来ている日はあったので

その日私はできるだけ接触しないようにした。

奥さんの顔をまともに見る自信は無かったし

会っても挨拶程度で私は逃げた。

 

彼は奥さんと来ていた日もサークル後に私と会っていた。

終電を逃して夜中に歩いて帰ることもあったし

朝帰りも頻繁にあった。

帰るタイミングはいつも彼に任せていたので

私からは何も言わなかった。

 

奥さんのことは私から聞くことはなかったので

何故こんな生活ができるのか不思議だったし

私は常にバレるのではないかと不安になっていた。

 

この頃の私は、奥さんにバレて

自分の家族や会社に知られることを恐れていた。

インターネットで不倫されている人のブログを読み漁り

バレたときにどういう行動に出られるのか

ということばかり気にしていた。

 

だからメールでの連絡はサークル関係の最小限のことしかしなかったし

彼から好きだとか言った内容が来た時も返さなかった。

けれど、尾行されたら終わりだなと思っていたので

慰謝料の額とか常に頭に浮かんでいた。

 

彼は奥さんにはバレてないと思っていたけれど

毎日のように帰らない夫のことを

なぜ疑わないのか不思議でしょうがなかった。

 

 

 

 

 

初めて関係を持った日のことはあまり覚えていないけれど

1ヶ月くらい前に関係を持った独身の人よりかは相性がいいなと思った。

会うと断れないダメな自分。

その代わり会っていないときは連絡を取らないようにした。

 

関係を持ってから私とサークルで会えない日が続くと、

「ずっと好きな気持ちは変わらない」

みたいなメールが長々と来ていた。

既婚者が何言っているのよ、と思っていた私が返信することはなかった。

 

サークル後に待っているという連絡も何回か来たけど、無視していた。

けれど、サークルのみんなで飲みに行くと

帰り際気付くと2人になっていて関係を持つということが続いた。


私はいつも流される。

不倫はしたくないけど、彼との体の関係は悪くない。

求められて拒否することができなかった。