高原の憂鬱 | muaiのブログ

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新田次郎の作品だ。新田次郎は霧ヶ峰の名門の藤原家に生まれて、東京帝大教授や初代中央気象台長を勤めた藤原咲平博士の甥に当たる。藤原咲平博士は若いころにドイツに留学して、グライダーのメッカであったヴァッサークーペを訪れた。自分の故郷である霧ヶ峰に似た地形であったことから、博士は帰国してから故郷でグライダーを始めた。そのために、霧ヶ峰は日本のグライダー発祥の地となった。

 

私は大学生の時に、諏訪市グライダー協会主催のグライダー講習会に参加した。同協会は藤原氏の子孫が主導していて、藤原家が経営する旅館に宿泊した。霧ヶ峰を訪れたのは初めてだったが、俗化していたと感じた。

 

社会人になってから「高原の憂鬱」を読んだ。故郷の霧ヶ峰が俗化したことを嘆いた作品だった。読んで直ぐに新田次郎の感覚に共感できた。