孫娘が生まれた時に長女に「理解できるか否かに無関係にとにかく少しでも多く話しかけろ。」とアドバイスした。赤ちゃんの母語習得のスタートラインは親の発言を聴くことだからだ。両親とも私のアドバイスに従ったせいか、日常生活上のコミュニケーションは殆ど問題無くできる程度に成長した。最近では、自分の見解と異なることを言われると、「それは違う。」と反論するようになった。
昔、新聞の相談コーナーで読んだ相談には呆れた。子どもの日本語能力が非常に低いと相談してきた母親は、自宅で家事をやっている間に携帯ステレオで音楽を聴いていて、子どもに話しかけてこなかった。何もしなくても赤ちゃんが日本語を話せるようになるかのような誤解をしている。