既に詐欺の被害が発生している。これだけ詐欺についての注意喚起の情宣がなされているのに騙される人たちがいることが理解できない。被害者は高齢者だそうだが、過去の新札発行の時のことを記憶していないようだ。「年寄りの知恵」と無縁な人たちなのだろう。新札発行と同時に旧札が使えなくなったことは過去に無かったし、通貨（紙幣）の強制通用力は法律で保証されている。別途、特別法が制定されない限り旧札が使えなくなることは無い。
過去の新札発行時にそういう詐欺があったことを知らない。近年になって詐欺が巧妙化したのか、人々が愚かになったのか、どちらなのだろうか？いずれにせよ、日本国全体としては悪い傾向だと言わざるを得ない。