歴代政権は愚民化政策を推進してきたと思っている。賢い有権者の存在は政権維持の邪魔になるからだ。最も極端な政策は「ゆとり教育」だった。一省庁や一省庁内の一部官僚が国家の将来を左右する政策を独断で実行できるはずがない。間違いなく政権の意向があったはずだ。将来、真実を暴露する官僚OBが現れると予想する。
愚民化政策は確実に成果を出してきた。三流と呼ばれた安倍政権を長期間「一強」にしてきた。生産性が低いまま経済の停滞を招いたのは、国民の教育レベルが低くなったからだ。大学進学率が上昇しても、教育の内容が伴わない。日本語を満足に読み書きできない国民や、簡単な算数の問題も解けない国民が増えた。ITスキルの低さは呆れる程だ。英語能力は韓国の人たちと比較するとTOEICの平均スコアーが100も劣っている。
少子化傾向は挽回できないと思う。人口減少社会を上手に運営するには「小数精鋭主義」を選ぶしかない。