大学へ入学した時に関数電卓を購入した。価格は2万円近かったと記憶している。小型で薄型だった。どういう場面で使ったのか全く記憶が無い。
現在、関数電卓は非常に安くなっている。関数のみならずプログラム可能な電卓も安く売られている。PCがこれだけ普及しているのに、プログラム電卓が必要かは甚だ疑問だ。PCが普及する前に、こういう価格でプログラム電卓が売られていたら、間違いなく購入したと思う。
そもそもPCのアイディアの源流はビジコンという日本の事務機メーカーがプログラム可能な電卓を作ろうとしたことだ。日本企業に持ち込んでもどこも相手にしなかった。止む無くアメリカへ行って、当時は弱小ベンチャー企業だったインテルとの間で交渉が纏まった。その結果、世界初のCPUが誕生した。
日本の電機メーカーの一部はPCの普及が始まってからCPUの製造を試みたが後の祭りだった。インテルのCPUに対抗できるような製品を作ることはできなかった。
日本の大手電機メーカーの「社史」には、CPU開発者になれた機会を自ら放棄したことは記載されていないだろう。