望遠鏡や双眼鏡の性能で倍率を重視する人たちがいるが、大変な誤認だ。売る側が倍率を重視する広告宣伝を行っていることが誤認を招く原因だと思う。接眼レンズの焦点距離を短くすれば倍率は自由に上げられるが、像が暗くなったり精度が落ちる。重視すべきは対物レンズ(反射望遠鏡なら対物鏡)の口径(有効径)だ。口径が大きいと集光力が大きくなり分解能も高くなる。
100倍の双眼鏡を作っている光学メーカーの良識を疑う。無知な消費者を騙しているとしか言いようがない。大口径対物レンズを使えば使用に耐える100倍の双眼鏡は作れる。しかし、大きくて重い双眼鏡になって、持ち運びは不可能だ。強度のある三脚も必要になる。