音声電話には原則応答しない | muaiのブログ

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1990年代後半に読んだ野口悠紀雄氏の著書の内容に大いに共感した。「電話は相手の都合を考慮せずに、常に最優先の対応を求める野蛮な道具である。」というものだった。以前から音声電話は大嫌いだった。音声電話の着信は仕事のリズムを乱す。昔の上司の言葉を覚えていた。「電話の着信が多いと文句を言っている社員に限って自分から多くの電話を掛けている。」だった。電話の発信は極力避けて、ファックスやメールを優先的に使うようにしていた。

 

職場では音声電話に応答せざるを得ないが、私生活では違う。本当に用のある音声電話は滅多に着信しない。殆どが売り込みの電話だ。固定電話は在宅時にも留守番電話にしていた。固定電話も携帯電話も電話帳に登録してある電話番号からの着信以外は応答しないようにしていた。

 

数年前のことだが、着信した番号をネットで調べたら、売り込みの電話では無かった。久し振りに折り返しの電話をしたら、何と警察署だった。特殊詐欺の注意喚起のための電話をしたそうだ。ブラックジョークだと思った。私のような方針だと特殊詐欺の被害に遭う可能性は無い。