原野商法 | muaiのブログ

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海外まで行ってロレックスを自分のクレジットカードを使って買付け代行をやった人たちがいた。報酬も、購入代金も支払われなかった。

 

リテラシーに欠ける人たちが騙されたことは明らかだ。昔の「原野商法」の被害者たちを思い出した。列島改造のバブルの時代に、北海道の原野を高値で購入した人たちがいた。当時、北海道の原野の価格は坪当たり一桁円だった。何しろインフラが皆無なのだから、別荘を建てることもできない。バブルで地価が上がっていたので、そういう感覚で安いと思って、高値で原野を買った。悪質(そもそも、原野商法をする業者は悪質だ)な業者は道路も通さないで、原野を短冊状に区切って分譲した。現地を見ないで購入した人たちが殆どだった。見ていたら買わないだろう。

 

数年前に原野商法の被害者たちを騙す詐欺商法が発覚した。「原野を購入したいという客が現れた。」と持ちかけて、「売るには測量をする必要がある。」と言って、測量費用名目で金を騙し取った。二次被害である。

 

犯人は頭が良い。原野商法に引っ掛かるようなリテラシーに欠ける人は騙され易いと考えたはずだ。残念ながらその通りなのだ。