中高生時代の英語の勉強方法 | muaiのブログ

muaiのブログ

ブログの説明を入力します。

私が中学生の時代の1年生の英語の教科書は酷かった。This is a book. I am a boy. などという表現が書いてあった。会話の発言として意味が無いとしか言いようがない。しかし、文法を学ぶことはできた。

 

父が、日本橋の丸善本店で高価な英語教材を買ってきた。廃れつつあったオープンリールのテープと日本語が一切書いていないアメリカ発のテキストが付いた教材だった。この教材は非常に有効だった。同時に語学の勉強についての書籍を読み漁って、英文を日本語に訳さないという結論に達した。

 

学校で使っていた英語の教科書の音声を収録したカセットテープを母に買ってもらった。ひたすら音声を聴いて自分で発音もした。最終的に教科書全体を暗唱できるようにした。古いのだが、「読書百篇その義自ずから通ず」の精神だった。高校3年までの教科書を全て暗唱できるようにした。その結果、大学入試で苦労しなかった。英単語を日本語に置き換えて記憶するのは無駄な努力だ。英単語と日本語単語が一対一に対応しているという誤認をしている。英単語は例文や文脈の中で理解すべきだ。英語は英語のまま理解できないと実用に耐えない。