「悪質な献金」という表現 | muaiのブログ

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テレビニュースを視聴していて「悪質な献金」という表現に違和感を覚えた。旧統一教会が信者に高額な献金をさせてきた、という文脈で使われていた。本来、献金は自発的に行われるものだ。しかも行為の主体は献金を行う人であるのだから、「悪質な」は献金を行ってきた信者を修飾している。信者の行為が悪質であったとは思えない。

 

献金の名のもとに信者に常軌を逸した額の金銭を出させてきたことが問題だったはずだ。「悪質な献金」が存在するなら、「悪質な献血」や「悪質な献花」が存在するはずだ。

 

政治家やマスコミ人の日本語能力の劣化が原因だと思うが、もう一つ原因が考えられる。最も多く使われる「献金」は「政治献金」だ。建前では政治献金は見返りを求めないことになっているが、実態は違う。政治献金にはネガティブなニュアンスがあるからだ。