高校の英語教科書を読んでいたら、「仮定法現在」と書いてあった。提案・要求・命令を表す動詞とthat節を使う表現のことをそう呼ぶ。It is necessary that she have a good sleep. が一例だ。that節の主語がshe なのにhaveになっているのは動詞の原形だからだ。イギリス英語ではshe should have になるが、アメリカ英語ではshouldが省かれる。
これが「仮定法」とは信じられない。本来の仮定法(仮定法過去や仮定法過去完了)を正しく理解している学習者を混乱させるだけで、何のメリットも無い。もっともらしい名称を付けた無責任な英文法学者を憎む。
私が信頼している2冊の文法書を参照した。1冊は仮定法を説明した箇所に記載されていなかった。もう1冊には小さな文字で「仮定法現在と呼ぶこともある。」と注記されていた。