学生時代に読んだ「暮らしの手帖」の記事を覚えている。傘を使わずにレインコートとレインハットで歩くことを勧めていた。暮らしの手帖らしからぬファッションについての記事だった。本物のレインコートは傘なしで歩けるようにできているそうだ。袖口を絞るストラップやポケットのフラップは雨の浸入を防ぐための装備でアクセサリーでは無いのだ。本気で付けた装備かアクセサリーとして付けた装備かの違いは大きい。主要メーカーのレインコートの商品テストの結果も掲載されていた。防水性能のテストがメインだった。
面白いことが書いてあった。レインコートはクリーニングすると防水性能が低下するので、多少汚れてもクリーニングをしないで着るのが粋なのだそうだ。当時、人気のあったテレビドラマの「刑事コロンボ」の主人公がいつも汚れてヨレヨレのレインコートを着ていた。レインコートはあのように着るべきだと書いてあった。