湯をパイプラインで運ぶ | muaiのブログ

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私が小学生の時に、母が東北大学の講座を聴講してきた。恐らく「市民大学講座」のような講座だったと思う。湯(恐らく温泉の湯)をパイプラインで運ぶ場合の有利な方法についての講義だったそうだ。母から話を聴いたが詳細は記憶していない。母に会った時に覚えているか聞いてみたい。

 

最終的に水を加えて希釈するという前提だった。高温のまま希釈しないで運ぶのと、希釈して温度は下がり容積が増える場合との比較だ。双方とも運送中に熱が逃げて再加熱を要することが前提になっていたはずだ。そうでなければ、簡単に結論が出て面白く無い。希釈しない方が容積が小さいから有利だ。

 

高温のまま運ぶと外気との温度差が大きいから、逃げる熱量は大きい。希釈してから運ぶと外気との温度差が小さいから、逃げる熱量は小さい。一方で、希釈して容積を大きくすると運ぶ量が大きくなって不利だ。相反する条件下での最適化の問題だ。運送コストや再加熱のコストなどの条件の詳細が判らないと結論は出ないだろう。

 

市民生活には無関係なテーマに思えるが、そうでもないと思う。シャワーで使う温水を給湯機で沸かすに当り、給湯機の出湯口での水温を何度にするのが経済的か?に応用できると思う。