自動車保険の事例だ。事情があって車を手放すことにしたが、2年後に車を購入して乗る予定があったとする。自動車保険の無事故割引が進んでいる。自動車保険の契約を止めると、2年後に車を購入して保険契約をすると、無事故割引の無い状態からのスタートになる。そこで、車を手放しても自動車保険の契約はそのままにして保険料も負担する。
こういう契約は「架空契約」に該当して許されないそうだ。しかし、絶対に保険事故が発生しない優良契約と見ることもできると思う。保険会社や他の保険契約者に損害を与えたり迷惑を掛けることもない。
非保険利益が存在することが保険契約の大前提であることは判る。車が存在しなくなって、車を運行することも無いのだから、非保険利益が存在しないことは明らかだ。それなら、車を手放す代わりに、車検を取らないで自宅の敷地で保管したらどうなるだろうか。勿論、公道を走らせることはやらない。屁理屈を言えば非保険利益が存在する。自宅の敷地に保管中の車が他人に損害を与える可能性は皆無では無い。車本体の価値は0では無いので車両保険の非保険利益は存在する。