NTTは「加入電話」という用語を使っている。加入を要さない電話は存在する。代表的なものは公衆電話だ。携帯電話も契約(=「加入」)が必要なのだが、NTTの用語の使い方を良く読むと、携帯電話は加入電話に含まれていないようだ。従来からある固定電話を加入電話と呼んでいるように思える。
加入電話という用語は社内用語だと思う。こういう用語を顧客に対して平気で使う無神経さは、電電公社時代の体質を引き継いでいると言わざるを得ない。
電電公社時代は、電柱や電話線が事故によって損壊した時に、加害者に対して「復旧命令」や「支払い命令」を出していた。民間同士であれば、通常は「示談書」を締結して解決する。
信じられないことに、民営化後も「復旧命令」や「支払い命令」を出していた。NTTの支社長に「民間企業が民間人に『命令』を出すのはいかがなものでしょうか?」とからかったことがある。全然ピンときていなかった。