千葉県で複座(二人乗り)グライダーが民家に墜落して2名が亡くなった。
前席にグライダー操縦士の技能証明取得を目指す練習生、後席に操縦教員が搭乗して、操縦練習をやっていた。
墜落を目撃した人が「ブーンという音がしたので上を見たら、グライダーが左右に揺れており、そのうち木の葉のようにクルクル回って急に落ちていった。」と証言している。
この証言が正しければ、きりもみ状態になって回復できずに墜落したものと推定する。
操縦練習として、意図的ににきりもみ状態にしてその回復操作を行う場合がある。きりもみの旋転を継続するのは難しい。操縦桿をエルロン一杯の状態で引き続けて、ラダーペダルを逆側に踏み続ける必要がある。普通の人は、怖くなって手と足の力を抜く。そうすれば、きりもみ状態から回復する。重心位置が後ろ過ぎるときりもみから回復できない場合がある。その可能性が高いと思う。