太平洋戦争末期に行われた「特攻攻撃」が本当に合理的だったのか疑問である。
爆弾や魚雷を投下して帰投するという通常の作戦と、特攻作戦のメリットとデメリットを真剣に比較検討したのか疑問だ。
人命を兵器の部品にしたという赦し難い行為であることは否定しない。
特攻攻撃を行うと、確実にパイロットと戦闘機を失う。敵艦に突入することによる攻撃の成功率が、通常攻撃よりどれ程高かったのか検証したのだろうか?帰りの燃料と一定数の機銃弾を節約できたが、そのメリットがデメリットを上回っていたとは思えない。
もっとも、本気で戦争経済学を追求していたら、「この戦争は降伏するのが最も合理的。」という結論になっただろう。