6,7年前のことだ。東大病院が関節の軟骨(主に膝関節)が減る原因を発見したと報道された。これを報道した全国紙は日経新聞のみだった。
従来は関節を酷使することによって、物理的に軟骨がすり減るとされていた。そういう見解の整形外科医が多かった。
東大病院の説では、あるタンパク質が機能して軟骨を破壊する。そのタンパク質は骨の修復過程で、一旦できた軟骨を破壊する。軟骨が破壊されて、本当の骨ができる。
そのタンパク質が何らかのきっかけで機能してしまうと、軟骨が減る。
合理的な説だと思った。物理的にすり減るなら、月間に500km以上走っているマラソンランナー達の膝関節の軟骨は、直ぐにすり減ってしまうはずだ。この説を知って、安心した。