私が高校生、大学生の時代に、「日本の3大赤字」と言われていたものがあった。
国鉄、食管会計、林野だ。
若い人たちは知るまい。
旧国鉄は赤字ローカル線を抱えて、膨大な赤字を出していた。赤字ローカル線を作らざるを得なかったのは、政治家の人気取りが原因だった。
米を国が高額で買い入れて、廉価で販売した。国内の米農家を守るためだった。当時の自民党政権の支持基盤が地方の農家だったからだ。
同じように、国内の林業を保護した。外国産の木材に価格競争で勝てなかったのは事実だ。膨大な補助金を注ぎ込んだ。
無責任な政治家はその後も、後を絶たなかった。国債の大量発行によって財政赤字が増大した。
新国立競技場について呆れる。財政破綻寸前の国家がやることでは無い。