スーパーで買い物をしていたら、「試食の『方』(ほう)をやっております。」という発言を聞いた。
「方」にどんな意味があるのか?と思った。無意味な「方」を付ける人が多くなっている。10年以上前に、新聞記事を読んだ。「方言」(ホウゲン)と呼んで、意味のない「方」を付けることを揶揄した記事だった。
婉曲表現でもない。語源を知らない。馬鹿馬鹿しいので調べるつもりも無い。
一方、「でも」は一種の婉曲表現だ。
サラリーマンが退社時に「ビール『でも』飲んでから帰りましょうか?」と誘うことは多い。この「でも」には意味がある。
酒類の代表としてビールを指している。日本酒でも、焼酎でも、ウイスキーでも、何でも良いというニュアンスがある。
「私はビールでなく、日本酒を飲みたいのです。」と回答したら、常識的な日本語会話にならない。
普通は、「良いですね。行きましょうか。」と答える。