私は学生時代にグライダーに乗っていた。当時の航空気象では、低高度で強い下降気流は無い、というのが常識だった。
その後、茨城県や埼玉県で、強烈な下降気流が発生して、建物が押しつぶされるという被害が発生した。上空で冷やされた氷片を含む空気塊が加速しながら地表に達するという現象だった。下降速度は70m/秒を超えることもあるそうだ。
航空機の離着陸時に発生すると墜落事故になりかねない。アメリカの大学の教授を務めていた日本人学者が発見した。アメリカではダウンバーストが原因の航空機事故が発生していた。
竜巻は強烈な上昇気流だが、ダウンバーストはその反対だ。竜巻は見えるがダウンバーストは見えない。飛行場周辺では、ドップラー・レーダーでダウンバーストの発生を監視している。