割り込みかそうでないのか | muaiのブログ

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家内が、リトモスのレッスン開始直前に入ってきた会員に「割り込まれた」と憤慨したことがあった。隣にいた会員との距離は適切だったが、その間に入ってきたのが信じられない、と言っていた。その会員は私も知っているが、非常識な人ではない。


私は「respectful distance」という、文化人類学上の概念を使って説明した。アメリカの文化人類学者の著書に記述されていた。


人と人の間の物理的距離を指すのだがその距離は千差万別である。


人間関係(夫婦や恋人であれば極めて短い)、文化の違い(一般論として、中南米の人達は短く、北欧の人達は長い)、更に個人差もある。


この距離が長い人が、短い人に接近されると、「馴れ馴れしい」と不快感を覚える。逆に、短い人が長い人から距離を置かれると「みずくさい」と不快感を覚える。


割り込んできた会員は「distance」が短い人で、それが正常だと思ったのではないか、と家内に説明した。


家内は大いに納得していた。


「respectful distance」という用語は、学術用語として定着しなかったようだ。現在では「personal-space」という用語が使われている。