7月 読書 | ええもん みっけ!!

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ええもん = 日常の中で自分なりに見つけた美味しいもの、綺麗なもの、お気に入り等を書き綴っています。

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6月の読了本 本

 

 

『 ゆびさきに魔法 』三浦しをん

 

育児中も、おじさんも、俳優も、ネイルのある毎日はいつだって幸せ クスリと笑えて胸温まる——。

しをん節炸裂! ザ・王道“お仕事”小説 

 

月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。

爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる——ネイルの魔法を信じてコツコツ働く毎日である。

そんな月島のもとには今日も様々なお客様がやって来る。 

巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居を跨ごうとしない居酒屋の大将。

子育てに忙しく、自分をメンテナンスする暇もなくストレスを抱えるママ。

ネイルが大好きなのに、パブリック・イメージからネイル愛を大っぴらにはできない国民的大河男優……

 酒に飲まれがちながらも熱意に満ちた新米ネイリスト・大沢星絵を得て、今日も『月と星』はお客様の爪に魔法をかけていく。

 

 

 

『 アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン 』小路幸也

目次:

夏 さかのぼればそこであい

秋 残されて追いかけて手を取って

冬 猫に未来にこんばんは

春 アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド

 

花陽と麟太郎の結婚式も終えた夏の終わり。
以前イギリスでお世話になったロンドン警視庁のジュン・ヤマノウエが、ハネムーンで来日してに泊まることに。

そんななか、研人がCMソングで共演した小松稚奈さんの日暮里にある実家から、有名イギリス人画家の行方不明になっていた絵画が見つかった。
日系イギリス人であるジュンのお父さんは日暮里にかつて住んでいたという話もあり、深まる謎を調べることに。

事件、謎、出会い、別れ、新たな命あり。
堀田家は、いつもバタバタ。
まだまだ続くよ、シリーズ第21弾。

 

 

 

『 いつか月夜 』寺地はるな

 

ぼくたちは、夜を歩く。

眠れない夜に。不安な夜に。

静かで、藍色で、心細い。でも歩かずにはいられない。そんな夜に。

「一緒に歩かない?」
会社員の實成は、父を亡くした後、得体のしれない不安(「モヤヤン」と呼んでいる)にとり憑かれるようになった。

特に夜に来るそいつを遠ざけるため、とにかくなにも考えずに、ひたすら夜道を歩く。

そんなある日、会社の同僚・塩田さんが女性を連れて歩いているのに出くわした。

中学生くらいみえるその連れの女性は、塩田さんの娘ではないという……。

やがて、何故か増えてくる「深夜の散歩」メンバー。

元カノ・伊吹さん、伊吹さんの住むマンションの管理人・松江さん。

皆、それぞれ日常に問題を抱えながら、譲れないもののため、歩き続ける。

いつも月夜、ではないけれど。

 

 

 

『 星月夜  藩邸差配役日日控 』砂原浩太朗

目次:

波と波

揺れる槌(つち)

梔子(くちなし)日和

碌々亭日乗(ろくろくていにちじょう)

小心者

星月夜

 

“なんでも屋”の日々を綴る静謐な時代小説 江戸時代の総務部総務課とも言える藩邸差配役・里村が、藩邸内の厄介事から政争に至るまで、あらゆる問題を見事に解決する『藩邸差配役日日控』シリーズ2作目です。

 

里村五郎兵衛は神宮寺藩の江戸藩邸内の揉め事の差配役。

なんでも屋”と揶揄されるほど、揉め事や雑事が大小問わず持ち込まれますが、「誰もやらぬ…いや、できぬお役」を果たすために次女・澪の隠された出自や神宮寺藩の派閥争いを心にしまい、日々の務めに精を出します。 

『星月夜』でも、家老の無骨な懐刀と御用絵師の関わりや、澪が小太刀の稽古をつけている奥女中が抱える思いなど、悩みや騒動が巻き起こります。

そして、家族が巻き込まれた収賄事件の真相が明らかに…。 

人が暮らす中で生まれる思いに誠実に向き合う、五郎兵衛の差配が垣間見える全6編の連作短編集です。

 

 

 

『 岩に牡丹 』諸田玲子

目次:

第一章 萱草と紫陽花図 ・ 黒松図 ・ 花下美人図 ・ 孫太郎虫図

第二章 柘榴図 ・ 金頭魚図 ・ 湖山風景図 ・ 不忍池図

第三章 岩に牡丹 ・ 岩に牡丹(武助)・ 岩に牡丹(次郎) ・ 岩に牡丹(又四郎)

 

鉱山の指導で秋田を訪れた平賀源内にその画才を見出され、『解体新書』の絵師に大抜擢された下級武士の小田野直武。

故郷に戻って安穏と暮らしていたが、江戸出仕の密命が下る。

源内は老中・田沼意次と秋田の佐竹家を強請ろうとしていた。

講釈の発禁本、銀札の改定、蘭画、相次ぐ変死など、史実に基づく歴史ミステリの佳品。

 

 

 

『 口出し屋お貫 』中島要

目次:

その一 ふりだし

その二 悪縁

その三 世間知らず

その四 忠義者

その五 卯の花

その六 老愁

 

「口入れ屋は商売だけど、口出しするのは性分なんで」
若き女主人と元花魁が、人にからまる糸を解く!
著者好評の江戸人情話、最新作!

 

二十七にして三度目の奉公先から暇を取ったおれんは、昔馴染みの口入れ屋を訪ねた。

帳場には見慣れぬ小娘。

口入れ屋の主人と言えば、酸いも甘いも噛み分けた食えない年寄りが相場である。

ただの留守番に違いない―が。

「あたしは先代時三の孫で、貫と申します。二年前にこの店を継ぎまして、今年二十二になります」

それぞれの奉公先を辞めた経緯を語らせるお貫に反発して、おれんは店を飛び出す。

別の口入れ屋に断わられ、通りで再会した元の主人には不義理をなじられ、疲れ果てて戻った部屋には、お貫が待ちかまえていた...。

若き女主人と元花魁が、人にからまる糸を解く!