10月 読書 | ええもん みっけ!!

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ええもん = 日常の中で自分なりに見つけた美味しいもの、綺麗なもの、お気に入り等を書き綴っています。

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9月読了本 本

 

『 リカバリー・カバヒコ 』 青山美智子

目次:

第1話 奏斗の頭

第2話 紗羽の口

第3話 ちはるの耳

第4話 勇哉の足

第5話 和彦の目

 

新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。

近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説が。

アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。

成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。

みんなの痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。

 

 

 

『 月と日の后 』 冲方丁

目次:

望月の章

初花の章

日輪の章

わずか十二歳で入内した、藤原道長の娘・彰子。父に言われるがままに宮中に入り、一条天皇を迎える最初の夜、彼女は一条天皇の初めての男児誕生の報を聞く。

男児を産んだのは、藤原定子。

夫である一条天皇は、優しく彰子に接するが、彼が真に愛した女性・定子の存在は、つねに彰子に付きまとう。
「透明な存在になって消えてしまいたい」 父・道長によって華やかに整えられた宮中で心を閉ざし、孤独を深める彰子であったが、一人の幼子によって、彼女の世界は大きく変わった。
定子の崩御により遺された子、敦康。

道長の思惑により、十四歳の彰子がその子の母親代わりとして定められたのだ。

戸惑いながらも幼い敦康を腕に抱き、母になる決意を固めた彰子は、愛する者を守るため、自らの人生を取り戻すために戦い始める・・・。
父や夫に照らされる“月”でしかなかった彰子は、紫式部にも支えられ、やがて「国母」として自ら光を放ち出す。

平安王朝を新たな視点からドラマチックに描いた著者渾身の傑作長編。

 

* NHK大河ドラマ「光る君へ」の予習・復習にピッタリ!!

母になり、中宮・彰子(見上愛)が自らの意思をしっかり持つようになって、ますます楽しみです。

 

 

 

『 下北沢であの日の君と待ち合わせ 』 神田茜

目次:

イエローポリ袋

下北スイート

カレーパンサイドライン

しあわせパン工房

みそパンワイド

かたばみの葉

謎のチカラパン

 

1967年生まれの理夏。

アパレル業界に憧れて上京した19歳の頃バイトをしていたパン屋さん「アンゼリカ」が閉店すると聞き、30年ぶりに下北沢を訪れた。

古いアパート「コーポ服部」で過ごしたバイト仲間の秋子、元住人・ちはるとの日々は濃く楽しい時間だったが、秋子に恋人ができ、すれ違い、三人はバラバラになってしまった。

時を経ても消えることのない罪悪感を抱える理夏に、一通の手紙が届き―下北沢に実在した人気パン店「アンゼリカ」を舞台に、青春の輝きと苦みを知る大人のための物語。

 

 

 

『 これは経費で落ちません! 11  ~経理部の森若さん~ 』 青木祐子

目次:

第一話 指輪を買う

第二話 実家を訪問する

第三話 友人と会う

第四話 会社に報告する

エピローグ ~怒る真夕ちゃん~

 

結婚に向けて、本格的に動き始めた沙名子と太陽。

いまは東京と大阪で別々に暮らしているが、結婚したら一緒に暮らすことになる。

しかし一緒に生活をするとなると、決めなければならないことがあまりに多い。

交際は順調な沙名子と太陽だったが、食い違うことも多く沙名子の不安は積み重なっていく。

年始の休みを利用して、お互いの実家へと両親に挨拶に行くことになったのだが・・・? 

仕事は続けるのか、家事はどう分担するか、婚約指輪や結婚指輪は買うのか、結婚式は挙げるのか、どちらが名字を変えるのか、などなど。

沙名子は結婚へと向けてタスク表をつくってひとつずつ処理していこうとするのだが・・・

結婚準備は大変すぎる!?

 

 

 

『 明日は結婚式 』 小路幸也

目次:

井東秋郎 (新婦の弟) 二十一歳 私立大学三年生

細井真奈 (新郎の妹) 十七歳 高校二年生

綿貫壽賀子 (新郎の母方の祖母) 七十八歳 無職

細井光彦 (新郎の父) 五十九歳 ベーカリーHOSSO 店主

井東奈々子 (新婦の母) 五十歳 専業主婦

細井久美 (新郎の継母) 四十二歳 主婦 ベーカリーHOSSO 従業員

井東孝明 (新婦の父) 五十六歳 大手食品会社勤務

細井真由 (新郎の妹) 二十一歳 ベーカリーHOSSO 従業員

細井真平 (新郎) 三十一歳 グラフィックデザイナー イラストレーター

井東春香 (新婦) 二十六歳 信用金庫勤務

 

 

明日に挙式を控えた、信用金庫勤めの井東春香と、パン屋の息子でデザイナーの細井真平。

ごくごく普通に暮らす二人が、偶然の出会いから愛を育み夫婦になる。

家族で過ごす最後の夜、春香の両親と弟、そして祖母には、それぞれに伝えたい想いがあった。一方、新しい家族を迎える細井家でも、実の母を早くに亡くした真平に、今だからこそ話しておきたいことがあり...。

結婚前夜を、当人たちとその家族の視点から紡ぐ感動の物語。

 

* 何となく読んだような・・・

調べてみたら数年前に単行本で読んでいました。

忘れている部分もあり、再読でも十分に楽しめました!!

 

 

 

『 ふれあいサンドイッチ 』 谷瑞恵

目次:

1 魔法の種

2 わたしのお気に入り

3 ハートがつなぐ

4 驚きのパン

5 マダムとムッシュ

 

仲の良い姉妹・笹子と蕗子が営む小さなサンドイッチ専門店『ピクニック・バスケット』

ここには悩みを抱えた人々が、心を癒す絶品サンドイッチを求めてやってくる。

ある日、蕗子はパンダのアップリケが付いた手作りのパスケースが店内に落ちているのを発見した。 

密かに想いを寄せるパン職人・川端さんが持っていたものと似ている。

持ち主は誰だろうとやきもきして・・・