5月 読書 | ええもん みっけ!!

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ええもん = 日常の中で自分なりに見つけた美味しいもの、綺麗なもの、お気に入り等を書き綴っています。

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4月読了の本 本

 

『 椿ノ恋文 』 小川糸

目次:

紫陽花

金木犀

椿

明日葉

 

「いつか」ではなく、今、大切な人に伝えたい。 累計70万部のベストセラー、「ツバキ文具店」シリーズ最新作。

鎌倉と小高い山のふもとで、代書屋を営む鳩子。

家事と育児に奮闘中の鳩子が、いよいよ代書屋を再開します。

可愛かったQ Pちゃんに反抗期が訪れたり、亡き先代の秘めた恋が発覚したり、新しく引っ越してきたお隣さんとの関係に悩まされたり......。

代書屋としても、母親としても、少し成長した鳩子に会いにぜひご来店ください。

 

 

 

『 幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻下 』 髙田郁

目次:

第一話 暖簾

第二話 菊日和

第三話 行合の空 (ゆきあいのそら)

第四話 幾世の鈴

巻末付録 治兵衛のあきない講座

 

明和九年(一七七二年)、「行人坂の大火」の後の五鈴屋ゆかりのひとびとの物語。
八代目店主周助の暖簾を巡る迷いと決断を描く「暖簾」。
江戸に留まり、小間物商「菊栄」店主として新たな流行りを生みだすべく精進を重ねる菊栄の「菊日和」
姉への嫉妬や憎しみに囚われ続ける結が、苦悩の果てに漸く辿り着く「行合の空」
還暦を迎えた幸が、九代目店主で夫の賢輔とともに、五鈴屋の暖簾をどう守り、その商道を後世にどう残すのかを熟考し、決意する「幾世の鈴」
初代徳兵衛の創業から百年を越え、いざ、次の百年へ──。

 

* 新たなシリーズも楽しみですが、五十鈴屋の後継者たちの物語も楽しみです。

ワクワクしながら待っています!!

 

 

 

『 マンション フォンティーヌ 』 小路幸也

目次:

5       羽見 晃 (はねみ あきら) 二十九歳 小説家

31     嶌谷拓次(しまたにたくじ) 四十五歳 管理人

57     貫田慶一郎(ぬきたけいいちろう) 三十三歳 海外送金所勤務・通訳

83     坂東深雪(ばんどうみゆき) 五十八歳 M大学文学部教授

109   野木 翔(のぎ しょう) 四十四歳 花丸不動産ロイヤルホーム部長

135   鈴木幸介(すずきこうすけ) 三十五歳 大日印刷株式会社第一課営業

        鈴木菜名(すずきなな) 三十八歳 株式会社集円社出版校閲部

161   市谷倫子(いちがやりんこ) 二十八歳 蓼凪建設庶務一課勤務

        坂上麻実奈(さかがみまみな) 二十三歳 ファッションブランドショップ店員

187   三科百合(みしなゆり) 二十七歳 いとファクトリー縫製・パタンナー

        三科 杏(みしな あんず) 五歳 幼稚園年長さん

213   リアーヌ・ボネ (如月理亜音 きさらぎりあね) 七十八歳 大家

239   野木 翔 四十四歳 花丸不動産ロイヤルホーム部長

263   橋本杏子(はしもときょうこ) 三十五歳 株式会社祥殿社文芸編集

289   嶌谷拓次 四十五歳 管理人

315   羽見 晃 二十九歳 小説家

 

小説家になった羽見晃が入居を決めたのは、墨田区鐘ケ淵にある築六十年、二階建ての“マンションフォンティーヌ”だった。

真っ白いアーチの入口、中庭には噴水と少女像、花壇もあって、フランスにありそうな建物。

管理人嶌谷さんの腕には本物の入れ墨があったり、大家のリアーヌさんは七十八歳のフランス人だったり色々変わっている。

三十年もいる教授や生まれた国を追われたハーフの男性とかワケありな人が多く住んでいるけれど、みんな優しくて仲がいい。

ガーデンパーティ中、三号室の三科さんが元DV夫から追われていることを知り、住人たちで役割分担をして守ることに。

でも同時に、思わぬ人物がマンションを訪れていて...。

   

 

 

『 アルルカンと道化師 』 池井戸潤

目次:

第一章 アルルカンの部屋

第二章 ファミリー・ヒストリー

第三章 芸術家の生涯と残された謎

第四章 稲荷祭り騒動記

第五章 アルルカンの秘密

第六章 パリ往復書簡

第七章 不都合な真実

第八章 道化師への鎮魂歌

第九章 懲罰人事

最終章 アルルカンになりたかった男


東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。

大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。

有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは――。

 

 

『 いつまで 』 畠中恵

 

若だんなが行方不明になり、長崎屋の不運が幕を開けた。

最大の窮地を乗り越えられるの!? 

長崎屋から妖が消えた! 最初は噺家の場久、次は火幻医師。

彼らを探すため、影内に紛れ込んだ病弱若だんなは、すべて西から来た妖・以津真天の仕業だと知る。

大事な友を救うため、果敢に悪夢に飛び込んだ若だんなだが、目覚めた先はなんと五年後の江戸。

鍵を握るのは、以津真天なのか、それとももっと大きな力なのか……。

「しゃばけ」シリーズ第二十二弾。

 

 

 

『 タクジョ! みんなのみち 』 小野寺史宜

目次:

四月二十四日の御徒町  姫野民哉

五月二十五日の田町  霜島菜由

六月十六日の大井町  永江哲巳

七月二十七日の大通公園  川名水音

八月二十八日の金町  道上剛造

九月の南砂町  高間夏子

 

運転手とお客さん。タクシーの車内で響き合う、一期一会の心もよう……
人生の機微を紡ぐ名手が贈る 味わい深い人間ドラマ。

新人女性タクシー運転手の物語『タクジョ!』待望の続編!

[主な登場人物]
●東央タクシー東雲営業所の仲間たち
高間夏子(26) 女性客が安心して乗れるよう、自分が運転手になると決め、四年目を迎える。
姫野民哉(28) イケメンでお調子者。航空会社の仕事が肌に合わず転職。ドライバー歴六年。
霜島菜由(26) 夏子の同期ドライバー。内勤業務に職種変更をしようか迷っている。
永江哲巳(26) 夏子の同期で、採用課所属。「コロナ後」を見据え、人材発掘に尽力。
道上剛造(56) ベテラン運転手。強面の風貌から元スジ者と噂されるが、実はほろ苦い過去が…

●道央タクシー
川名水音(38) 夏子の元同僚。再婚後に転居した札幌で、ふたたびタクシー運転手に。