京都嵐山の紅葉 「天龍寺 諸堂参拝」「天龍寺 篩月で精進料理」♪ | ええもん みっけ!!

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ご訪問ありがとうございます。

野宮神社を出て、再び天龍寺に戻る道の途中で可愛らしいお地蔵様に出会いました。

 

 

 

 

曹源池庭園《早朝参拝》に続き、本日二度目の天龍寺参拝です。

 

世界遺産 臨済宗 大本山 『 天龍寺 』

「 総門 」前に着いたのは午前9時16分でした。

 

 

中に入ると「 中門 」があり、並びに桃山時代に建立された「 勅使門 」がありました。

趣があり立派です!!

 

 

参道の右側には塔頭寺院が連なり、左側には紅葉の木が連なります。 

真っ赤な紅葉が青空に映え見事でした。紅葉

 

 

 

 

先ずは『 法堂 』を参拝。

加山又造画伯の「 雲龍図 」を特別公開中です。

通常は土曜・日曜・祝日のみ公開ですが、今年三回目の特別公開。

2023年9月9日(土) ~ 12月3日(日)
時間:午前9時 ~ 午後4時20分 受付終了

法堂参拝券 500円

 

法堂内は写真撮影禁止です。

天井中央の直径九メートルの円相の中に「八方睨み」の龍が描かれています。

本当にどこから見上げても龍に睨まれているように見えます。

不思議・・・キョロキョロ!?

 

正面須弥壇には釈迦三尊像を安置し、

後の壇には光厳上皇の位牌と歴代住持の位牌

および開山夢窓疎石と開基足利尊氏の木像が祀られています。

 

 

 

次は『 庫裏 』へ。

諸堂(大方丈・書院・多宝殿)

庭園参拝料500円に300円追加
時間:8時30分~16時45分  受付終了16時30分

 

 

方丈や客殿と棟続きで、下足入れに靴を預け、ここから入り、ここから出ます。

切妻造の屋根下の大きな三角形の壁を正面に見せ、天龍寺景観の象徴ともなっています。

 

玄関を入った正面に置かれる大衝立の達磨図は前管長である平田精耕老師の筆によるもので、

方丈の床の間などに同じ達磨図が見られ、達磨宗である禅を象徴し、天龍寺の顔ともいえます。

 

 

 

『 大方丈 』

大方丈は天龍寺最大の建物で、本尊は釈迦如来坐像。

東は中門に対し、西は曹源池に面しています。

( 東側が正面で曹源池側が裏となります。)

 

東西を仕切る襖の雲龍の絵は昭和32年に物外道人によって描かれたもの。

はめ込まれているガラス戸に曹源池庭園の風景が映り込んでいます。

 

 

 

 

『 小方丈 』(書院)

床の間には庫裏の玄関に置かれる大衝立の達磨図と同じ達磨図の掛け軸がかかっています。

 

 

 

 

多宝殿に続く渡り廊下

途中 釣鐘がありましたが、「鐘を突かないで下さい。」の注意書きが!!注意

 

 

 

『 多宝殿 』

後醍醐天皇の尊像を祀る祠堂で、

中央に後醍醐天皇の像、両側に歴代天皇の尊牌が祀られています。

 

 

 

 

来た道を庫裏迄戻り外に出て、龍門亭に行くために庭園に入ります。

ランチは庭園内にある『 篩月 』(龍門亭)

天龍寺直営の精進料理店です。

営業時間は11時~14時、年中無休で座席数250名ですが、

予約で満席になることも多いので、8月に予約を入れておきました。

早々の予約は、どうしてもこちらで食べたかった気持ちの表れです。ニヤリ

 

 

予約は11時30分でしたが、少々早く着いてしまいました。

受付に声をかけると、すぐに通して下さいました。

 

長い廊下を奥へ奥へ・・・

友雲庵書院だったお部屋で、塀の向こうは宝厳院です。

 

コースは雪・月・花の3種類、月(一汁六菜)5500円をお願いしました。

( 月と花は2名以上で前日までに予約が必要です。)

別途、庭園拝観料500円が必要です。

 

 

満席で12名ほどのお部屋ですが、入った時には貸し切り状態。

お好きなお席へとのことで、窓側に座りました。

 

 

『 月 (一汁六菜) 』

 

献立表が無いので定かではありませんが・・・

 

* 盛り合わせ

* 白和え

* ごま豆腐

* 炊き合わせ(湯葉・干しシイタケ・インゲン)

* 呉汁 (白玉入り)

* ご飯 (シメジ入りで、もっちりしておこわみたい)

* 漬物

 

どのお料理も薄味で、素材の風味がしっかり感じられました。

一つ一つ手間を惜しまず作られているのが分かるお味、感激です!!ラブキューン

 

 

* 盛り合わせ

 

美しいですね~!!

柚子皮の甘煮・堀川ごぼう・百合根・筆生姜・生麩?・麩まんじゅう・胡桃・銀杏

小さなお皿の中に無限の美味しさが広がります。キラキラ

 

 

* 精進揚げ  里芋?海老芋?の天ぷらがねっとりして美味しい!!

* 高野豆腐と生麩のあんかけ  粟?雑穀・百合根・なめこ・野菜

生姜の効いた あんかけ汁も飲み干しました。

* 水物  とろとろの柿が甘い!! 

 

箸袋の内側に食事の心得「食事五観文

 食への感謝を忘れずにいただきました。 

 

心も身体も満たされた幸せな時間でした。愛

ご馳走様でした。(*- -)(*_ _)ペコリ

 

 

食事の途中でお部屋に外国人のご夫婦が入ってこられました。

正座をしてお箸も上手に使われます。

日本の精進料理、気に入ってもらえると嬉しいですね。

 

 

廊下の途中でお庭に出られるところが・・・

離れ(個室)がありました。

 

 

 

天龍寺参拝記念として、朱印所で『 開運 紅葉鈴 』を授かりました。

ちりんちりんと美しい音を奏でます。音符

 

 

 

今回はここまで・・・

次回は「二尊院」「常寂光寺」の予定です。