午後になり雨が降り始めました。![]()
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湿度が高く蒸し暑いです!!
早々とシェードを外し、洗濯物干し竿も下ろして台風に備えたけど、7号は当初の予報より西へ進み、関東直撃は避けられそうです。
進路にあたる地域の方はどうぞ安全第一で!!
最近の読書から。![]()
『 今度生まれたら 』 内館牧子
* 70代では人生やり直せない?
人間に年齢は関係ない、なんてウソ。
人生100年はキレイごと。
70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
夫はエリートサラリーマンだったが、退職後は「蟻んこクラブ」という歩く会で楽しく余生を過ごしている。
2人の息子は独立して、別々の道を歩んでいる。
でも、実は娘がほしかった。
自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。
進学は? 仕事は? それぞれ別の道があったのではないか。
やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとあがく。
2大ベストセラー『終わった人』『すぐ死ぬんだから』の著者が放つ最新「高齢者」小説!
『 とわの庭 』 小川糸
* 盲目の女の子とわは、大好きな母と二人暮らし。
母が言葉を、庭の植物が四季を、鳥の合唱団が朝の訪れを教えてくれた。
でもある日、母がいなくなり...それから何年経っただろう。
壮絶な孤独の闇を抜け、とわは自分の人生を歩き出す。
おいしいご飯、沢山の本、大切な友人、一夏の恋、そしてあの家の庭。
盲導犬ジョイと切り拓いた世界は眩い光と愛に満ちていた。
本屋大賞第2位『ライオンのおやつ』に続く、涙と生きる力が溢れ出す感動長編。
『 奇跡を蒔く人 』 五十嵐貴久
目次:
プロローグ / 2016年9月30日
Doctor 1 最低の市民病院 / 2016年12月~
Doctor 2 新方針 / 2016年12月~
Doctor 3 眼前の敵 / 2017年4月~
Doctor 4 78歳の医師 / 2018年2月~
Doctor 5 病院祭 / 2018年8月~
Doctor 6 不意打ち / 2019年1月~
Doctor 7 存続の危機 / 2019年6月~
Doctor 8 増床 / 2019年6月~
Doctor 9 新型ウイルス / 2019年7月~
Doctor 10 対決 / 2020年1月~
エピローグ / 2020年4月6日
『奇跡を蒔く人』謝辞と後書き
* 赤字によって消滅寸前の市民病院。再建に奔走する若き院長は奇跡を起こせるのか?
年間四億円の赤字を理由に、地方小都市の市民病院は消滅寸前。
医師たちがこぞって辞めていく中、三十四歳の青年医師、速水隆太は院長に名乗り出た。
課された使命は三年で赤字ゼロ。
無理難題を前に、「すべての患者を断らない」という方針の下、病院再建に奔走する隆太の行動力は、周囲の人びとをも巻き込んでいく。
医師会、市議会、そして国。
巨大な壁を相手に奇跡は起きるのか!?
志摩市民病院の復活劇をモデルにした、勇気ある人びとの戦いの物語!!
『 ミス・パーフェクトが行く! 』 横関大
目次:
次の問いに答えよ。
第一問 某政治家の不適切発言による炎上を収束させなさい。
第二問 某ファミレスの売り上げワーストの店舗を何とかしなさい。
第三問 某航空会社の客室乗務員のセカンドキャリアについて考えなさい。
第四問 赤字経営が続く某市民病院の経営を立て直しなさい。
全問正解なるか?!
* 真波莉子は厚生労働省雇用環境・均等局総務課に所属している。いわゆるキャリア官僚だ。
炎上霞ヶ関 → 売り上げ最下位ファミレス → リストラ航空会社 → 赤字病院。
進むところ、問題はあれど、敵はなし。
「その問題、私が解決させていただきます」この女、何者?!
ミス・パーフェクトの問題集……全問正解なるか?!
『 号外! 幕末かわら版 』 土橋章宏
目次:
第一章 海の弁天さまと黒船
第二章 大鯰の世直しと百鬼夜行
第三章 アマビコとアマビエの予言
第四章 赤鬼と仇討ち
* 嘉永六年(1853)江戸。
好奇心たっぷりの銀次と絵師の歌川芳徳は、妖怪伝説やゴシップネタなどを追う、低俗なかわら版を売りさばいて人気を博していたが、浦賀に来た黒船を見に行き、勢いで乗り込んだことがきっかけで人生が変わる。
江戸一番の物知りと評判が高い佐久間象山に師事し、勝麟太郎や坂本龍馬、吉田松陰、西郷吉之助など、様々な幕末の英雄と出会い、大地震や大火災、死の疫病をかわら版で報じるうちに、銀次は報道の使命に目覚め、弱き大衆のために立ち上がる。
幕末の動乱の中で、真実(たまに嘘)を追い求めるかわら版屋を描いた、痛快時代小説!!
『 あずかりやさん 満天の星 』 大山淳子
目次:
プロローグ
金魚
太郎パン
ルイの涙
シンデレラ
あとがき
* 一日百円で何でも預かります。東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」
不遇の人生を送ってきた男が、偶然盗みに入った場所は「あずかりや」だった―(「金魚」)。
上等そうなスーツに身を包んだ紳士が預けたものは、なぜか焼きそばパンで―(「太郎パン」)。ママは、可愛がっていた愛犬を「ある事情」からあずかりやへ預けることに―(「ルイの涙」)。激しく雨の降る夜、女性は10万円という大金で「ある物」を預けたのだが―(「シンデレラ」)。
ほっこり切ない人気シリーズ第5弾。





