6月 読書 | ええもん みっけ!!

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梅雨の晴れ間、暑いです!!太陽

昨日は今年初のエアコンの冷房を入れました。

この夏も電気代が気になりますが、体調を崩しては元も子もないですものね。あせる

 

 

最近の読書から。本

 

『 茜唄 上 』 今村翔吾

目次:

第一章 最愛の子

第二章 初陣

第三章 相国墜つ

第四章 平家一門

第五章 木曾と謂う男

第六章 都落ち

第七章 水島の戦い

 


これは、生命(いのち)の唄。
これは、家族の唄。
これは、愛の唄。
直木賞作家・今村翔吾が魂をこめて描く、熱き血潮の流れる真「平家物語」

 

歴史とは、勝者が紡ぐもの。
では、何故『平家物語』は「敗者」の名が題されているのか?
『平家物語』が如何にして生まれ、何を託されたか、
平清盛最愛の子・知盛の生涯を通じて、その謎を感動的に描き切る。
平家全盛から滅亡まで、その最前線で戦い続けた知将が望んだ未来とは。
平清盛、木曽義仲、源頼朝、源義経......時代を創った綺羅星の如き者たち、
善きも悪きもそのままに――そのすべて。
生きるとは何か、今、平家物語に問う。

 

 

『 茜唄 下 』 今村翔吾

目次:

第八章 邂逅

第九章 一の谷の二人

第十章 家の名は屋島

第十一章 九郎義経

第十二章 壇ノ浦に問う

第十三章 茜唄

 

 

これは、戦の唄。
これは、涙の唄。
これは、希望の唄。
直木賞作家・今村翔吾が描く、夫婦の絆。

 

源氏に追われ、京から落ちた平家一門。
しかし彼らは、追い込まれる度に、結束し、強く、美しくなっていく。
一の谷、壇ノ浦、そして――。
平知盛、その妻・希子、精兵強弓・教経、戦の天才・源義経、将の将・源頼朝・・・
戦う者の思惑が絡まり、ぶつかり、高まり、向かう結末は。
今村版「平家物語」、驚愕、感涙のラストを見よ!
生きるとは何か、今、平家物語に問う。
 

 

 

『 黒牢城 』 米澤穂信

目次:

序章  因

第一章  雪夜灯籠

第二章  花影手柄

第三章  遠雷念仏

第四章  落日孤影

終章  果

 

 

黒牢城(こくろうじょう) 第166回直木賞 受賞作。

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。

織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。

動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。

事件の裏には何が潜むのか。

戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。


 

 

『 これは経費で落ちません! 9 経理部の森若さん 』 青木祐子

目次:

第一話 わたし、けっこう根性あるので!

第二話 予定調和は嫌いです!

第三話 数字以外は見ないほうがいいこともある

第四話 愛は仕事をしていないときに必要になるんですよ

エピローグ ~教える真夕ちゃん~

 

 

経理部は新戦力が入り、少しずつ人手不足が解消されつつあるが、トナカイ化粧品との合併以来、天天コーポレーション営業部は水面下での争いが絶えず、広報部は後進の育成で騒がしい。性別、年齢、派閥、そして恋愛……。

社内は今日もいろいろ面倒です。

ある日、沙名子は営業部で成績トップの山崎に食事に誘われた。

沙名子が太陽と遠距離恋愛していることをなぜか知っている山崎だけに、てっきり太陽のことかと思いきや、切り出されたのは社内の派閥のことで……。

30歳を目前にした沙名子は、さまざまなしがらみにどう向き合う?

 

 

 

『 空を駆ける 』 梶よう子

目次:

第一章 横浜山手 一七八番

第二章 会津の記憶

第三章 受洗

第四章 別離

第五章 広げる翼

第六章 白きベール

第七章 わが心をとくと見給え

 

 

逆光に置かれても挫けずに我が子へ愛を注ぐ母と、その愛を受けて健やかに成長する子の姿を描き、今もなお愛され続ける名作児童文学『小公子』。
この物語を日本で初めて翻訳したのは、明治の女性文学者、若松賤子(しずこ)だった。

江戸末期、会津藩士の父のもとに生まれたカシ(のちの賤子)は、幼子の頃、戊辰戦争で九死に一生を得るが、のちに母を亡くし、横浜の生糸問屋へ養子に出されて孤独な少女時代を過ごす。
転機となったのは、明治八年。
養家を離れ、十一歳でアメリカ人女性宣教師メアリー・キダーが創立した女子寄宿学校フェリス・セミナリーへ入学。
新しい校舎、新しい仲間たち、新しい学び。
そこはカシにとって、会津を離れて以来、初めての心安らぐ「ホーム」となっていく。
「わたしは、翼を広げ、空を駆けるように飛ぶための準備をしなければならない」
カシは、女性の自立と子どもの幸福こそがこの国の未来を照らすと信じ、命を燃やしていく。
一人の女性として、妻として、そして三人の子の母として。
激動の明治を懸命に生ききった三十一年の生涯に新たな光をあてる渾身長編!