老後の生活保証と福祉をごっちゃにするな!
7/4(月)昨日も、私は日本の年金制度の問題点を指摘したけど、本当は、もっと大きな問題が有ると思うのやね。。。それは、日本人の「ひとさまのお世話にはならない」という、立派な思想を踏みにじってしまったことなんや。。。
日本の貯蓄率というのは、世界に比べてとんでもなく高い。この傾向は、香港の人や台湾の人など、将来の社会体制が不安な人たちと似ている。日本も国や役所なんて、みんなが、あてにできないと思ったから、贅沢せずに、せっせと、老後や子供の将来のために貯蓄してきた結果やと思うのやね。。。
日本人は、蟻とキリギリスの話が好きで、夏の暑い時季でも、せっせと額に汗して働いた蟻は冬を越えられるが、夏の間、遊び惚けていたキリギリスは寒くなると死んでしまう。
今の民主党政権のやっとることは、せっせと働いて来た蟻たちの果実を、死にそうで可哀想なキリギリスさんたちに分け与えてあげろ・・・っていう事なんやね。。。キリギリスからしたら、労無く、生き長らえる事が出来て、ラッキーやけど、蟻からしたら、なんで働きもしないヤツの食い扶持までみてやらなくてはあかんのか。。と不満になる。。。ちょうど、この段階や。。。
人間、隣の人が、労せずお金を貰ってしまったら、「妬む」という気持ちが出てくる。本来、年金なんていう制度のお世話になりたくないと思っている人たちって結構、昔は、多かったと思うのやね。。。そのために大事な財形貯蓄をしたり、虎の子の退職金を老後の生活のためにしっかり貯めたり。。。日本の世帯の過半数は、自分が中流だと感じていた時期が、20~30年前までは確実にあった。。。
ところが、この貯蓄率が急激に低下している。高齢者は沢山持っているけど若者がほとんど貯蓄しないんや。。。大問題ですよ。。。これって。。。。日本人の豊かさが急落している。。。
中流の人たちは、年金などあてにしなくても、何とか死ぬまでの資金計画をしっかり持っていて、質素やけど、小じっかり、手堅い生活設計をしていたんや。。。問題は、この人たちまで、年金という悪の道に誘い込んだ事やと私は思っている。いま、たくさん払っておけば、たくさんの年金を受け取れますよ。。。これって、国がやった詐欺商法の勧誘に近い。。。
私は、この時点で年金問題を、老後の生活設計の健全化というお題目を並べて、国に対して、国民を従属させるために利用しよった・・・と感じるのやね。。。だって、誇りのある、立派な収入のある方なら、そんな制度のお世話になる必要すらなかったのやから。。。
年金というのは、実は二つの側面がある。老人になって収入が無く、生活が出来なくなる人たちを助ける、福祉的な側面。。。それと、お金に余裕のある人のお金を、貧しい人に回すという、社会的再分配の要素や。。。私は、この後者の社会主義的な部分を、なぜここまで大きくしてしまったのか。。。大失敗やったと思っている。
だって、当初の年金って、高齢の人たちにとったら、お小遣いがもらえる感覚でしかなかったと思うのやね。。。最初は。。。額も初めて掛け金を払った人は月に100円程度。。。こんな掛け金で、一生死ぬまでの生活にかかる費用を国に見て貰おうと思った人は皆無ヤッタと思うんや。。。実際、お年寄りは2-3万円ほど毎月もらえて、有り難い、有り難いって言っていたやんか。。。
それがだんだん、額が増えてきて、生活補助の意味合いになってきて、今は全収入の10割なんていう考え方になっている。。。いつの間に年金だけで生活する人が中心になってしまったんや。。。地道に老後の資金を貯めていた人たちはどうなったんや。。。せっせと貯めていた人たちが馬鹿を見る結果。。。
例えば現役時代に死ぬほど苦労してお金を貯めて、そのお金で土地買って、アパート建てて、しっかり家賃収入で老後の設計をしていた人たち。。。今度、高収入の老人は年金を減額するなんて言い出したのやて。。。私、これってとんでもないことやと思うのやね。。。まさに、人がキリギリスを生かすために、蟻を踏み殺すようなもの。。。
全員を入らせないと成り立たないのが制度。。。でも、本当は、制度自身が、悪平等となって、うまいコトする人たちを増やして、真面目にこつこつ働いた人たちの生き方を全否定してしまう残酷さ。。。これが酷いのやね。。。
人は、人よりええ生活をしようと努力する。ところが、労無くして、同じ生活が出来て、それがそこそこ納得出来る暮らしぶりならば、それで満足してしまう。。。世界で社会主義国が次々に崩壊し、自由主義国に戻ったのは、人の向上心や、モチベーションを上げる事がこの制度では出来ないということが、世界で証明されたってこと。。。ベルリンの壁の崩壊は、まさにその瞬間やったはずやんか。。。
ところが、日本や中国などでは、まだまだ、20世紀の思想である社会主義が蔓延っていて、社会の繁栄や、国の向上の妨げになっている。。。これではあかんと、日本人が心底思って、心を入れ替えない限り、日本の国としての長期低迷は続いてしまう。。。いま、大事なのは、日本人が、独立独歩の精神と、ひとさまのお世話にはならない・・・という、プライドを棄てない事やと、私は思うけどな。。。
年金なんていう官製のけったいな制度、もらうようになったら、うれしいのやけど、これって、何もせずにお金が貰える事に、もっと疑問を持つべきやで。。。今まで沢山はやってきたからええという人。。。ちゃうで。。。それなら積み立て貯金と同じや。。。このお金は国のもの。長生きした人が多くもらえて、早死にした人が損をする制度。。。預金なら死んでも子供に残るけど、年金は全部国のものになる。。。これって、明らかに自由主義国のやることやないわな。。。払った分だけは返してもらえないのは嘘や。。。
何が公平で、何が不公平か。。。この線引きを曖昧にするのが、この制度の姑息なところ。。。こんなもの、お国のやっているマネーゲーム以外の何者でもないわ・・・。
国民を騙してまでして、政権を取ってごめんなさい・・・
7/3(日) 先週民主党の税と社会保障の一体改革の出した答申。。。あれを見て、笑った人も多かったのやないか。。。消費税を上げる時期を明記したら、選挙に負けるから、2010年代半ばまでに消費税を段階的に10%に上げる。。。やて。。。
ということは、それまでに現在の5%を、7%か8%に一度上げて、それから2015年前後に10%に再値上げする。。。ってか。。。結局、率も決めない。明確な時期も決めない。。。誰も責任取りたくない・・・っていうのがみえみえやんか。。。税率上げたら選挙負ける・・っていう当たり前の図式を再確認しただけやったのやないのかね。。。そんな意味のない会議、やめておいたらええのに。。。税金の無駄遣いやで。。。
私は、民主党のやってきた罪を悔いて、国民に詫びるのがいの一番にやらなあかんことやと思うけどな。。。この前の民主党は、政権を取るために、出来もしない公約を並べ立てた。ええことばっかり言ってね。。。で、いざ政権与党になったら、ひとつとして、まともに出来たものがない。。。財源もないのに、国民にええ夢だけ見せて、政権取ったのやけど、これが嘘やったと、正直に謝る必要があると思うのやね。。。
自民党は、そんな事できるはずがないって言っていた。でも民主党は出来ると言って、当選した。。。でも、やっぱり、夢みたいな事は出来なかった。だから、国民に「騙して政権を取ってすみませんでした」ってまず言わないとあかんと思うのやね。。。
社会主義的な政権の悪いところは、金持ちから金を取って、貧しい人に分け与えろ・・・っていう思想が、極端に強すぎるところや。。。低年金の人たちに、一律誰でも毎月7万円はあげますよ。。。そんなお金どこから出てくるかと思ったら、選挙の時には何も言ってなかった所得税を上げます。相続税を上げます。消費税を上げます。。。っていうオチが隠れていた。。。隠したらあかんわな。。。一番大事なところを。。。
そんなことやったら、もっと小さな政府にしてくれ。もう役人達はいらない仕事をせんといてくれ。。。って思っていた人たちが、みんな、コロッと騙されたのやね。。。そんなええこと、ほんまに出来るのやったら、いっぺんやらせてみようか・・・。すぐ、これが大きな間違いやと気づいたのやけど、遅かった。。。
民主党のやってきたことは、満蒙開拓団の募集と同じ。。。満州に行ったら、広い農地が与えられて、税金は安いし、優雅な生活が出来ますよ・・・って言ってたんや。。。けど、実際行ったら、田畑は荒れ地しかなく、働いても働いても生活は楽にならない。。。騙されたと文句を言っても、後の祭り。。。
ほら、民主党の子ども手当36000円、中学まで毎月あげます。高速道路無料にします。高校の授業料ただにします。農家に個別補償して、生活を良くします。全部嘘やったやんか。。。ダム止めたのはええけど、水力発電のダムまで無くなって電力不足。。。無駄の削減で出来ると言っていた財源も9割以上が嘘。。。これでも、誰も「騙してすみません」の一言が全く無い。。。
だいたい、今の制度を維持していくには、毎年1兆円もの社会保障費用が増えていくのやね。。。年金の支払いだけで、毎年100兆円も要るのに、国の税収は30兆円ぽっち。。。いまに若い人の給料のうち、半分年金掛け金出してもうても足らんようになる。。。ええかげんに、年金あきらめんかいな。。。嘘でしたって。。。無理でした・・・って。。。
役人なんて、責任意識の低い人たちなんかに、大金や権限をどんどん持たすからろくなことにならへんのやんか。。。行き着く先は年金の支払い減額か支給開始年齢を80歳とかにせんと、回らなくなる。。。。そしたら、誰も入りたがらないから、年金自身が崩壊する。。。ちょうど、一度嘘をついてしまうと、その嘘を誤魔化す為に、次の嘘をつきつづけなければならないようなことに似ている。。。もう日本の年金は、実はもうとっくの昔に、崩壊しているんやね。。。自民党も選挙の餌にせんど使っておったから。。。
団塊の世代の人たちが支払い続けていた年金掛け金は、実はもう、世界有数の長生きお年寄りたちがもう食ってしまっていて、僅かしか残ってない。。。これから大量に年金を貰う立場になる人たちのお金を今の若い世代の人たちが負担しようとすると、年収の半分ぐらいは持って行かれないと、計算が成り立たなくなる。。。つまり、若い世代の可処分所得を大幅に減らす事になる。。。阿保な制度を作ったもんやで。。。
橋下徹大阪府知事が関電のやり方を霊感商法だ。停電するぞするぞと脅して、節電を強要し、停電しなくなってほしいのなら原発動かさせろ・・・つていうやり方。。。実は火力発電なんかで何とかなるらしいから、国民を騙している・・・。って言いたいのやろうね。。。
私は、国のやっている年金政策は、ネズミ講に近いと言っている。はじめの方の人たちだけ、ええ目が見られるけど、後の方の人には、ババ抜きのババしか残ってない。。。まさにネズミ講。。。こんなことなら、やるんじゃなかった。。。と実感してしまう制度なんやね。。。
日本の年金制度は、自由主義国の金銭蓄財の精神と、社会主義国の相互扶助の精神のええトコ取りをした制度。。。本質的な不公平には、目をつぶって、政治家達の売名行為に、ええように利用されるだけ。。。体の良い「国民買収」やで。。。自由主義体制で、そんなうまい話が転がっているはずがないのに、やってしもた。。。掛けた金の8倍の年金をもらった世代がいるだけで、もうモラルが終わってしまった。。。国民に媚びまくって成り立っているダメダメ政策の極致や。。。出来るだけ早い機会に大幅減額するか、精算して、残りの資産を国民に返還して、個人の資産運用に任せるのがまともな社会を取り戻す事になるのやね。。。
私は今の社会保障制度が、明らかに、働かざる者食うべからずの当たり前の大原則から外れていると思う。最低賃金の人より生活保護を受けている人の方がたくさんお金が貰える。これって、体の良い乞食生活やで。。。三日やったら止められない。。。働けるのに働かない。社会にぶら下がりさえしていれば、食いっぱぐれない。。。こんな人たちを減らすのが政治の役割やのに、逆にもの凄く増やしてしもた。。。
手厚くて、甘すぎる社会福祉が日本人を腐らせた。そう、思わないか?
みなさんは肝炎和解金増税を受け容れられるか?
7/2(土) 先日、菅総理は、B型肝炎訴訟の原告団に謝罪と、和解金の支払いの会見をした。注射針を使い回したから、肝炎になってしまった。原因は集団予防接種や。。。確かに私たちの子供の時の予防接種は、一本の注射器で何人もの注射を順番にしとった。。。。それが悪い事やとは知らなかったし、他の友達が肝炎のウィルスに感染している可能性なんて無いと信じて疑わなかった。。。
悪いのは誰やって言ったら、注射針の使い回しをしたら、肝炎のウイルスが、他の人に移るっていうことを、つい最近まで、知らなかった医者たちと、それを禁止しなかった国・・・ということになっとる。。。
ただ、医療の進歩で、今まで解らなかった事が判ってきたっていう場合、被害を受けた人たちを救済するために、国が悪いっていうことにしておく。。。っていう意味合いが強い。。。国賠になるケースというのは、犯人捜しをするのではなくて、気の毒な方々を助けてあげようという意味が強い。。。
ただ、B型肝炎訴訟の被害者の人たちは、桁違いに人数が多い。。。今後5年間で支払われる和解金の金額は、多い人で一人、3600万円・・・という高額や。。。そして合わせて1兆1000億円もの和解金が支払われることになる。。。
問題は、この和解金の支払いのために、財源が無いから、増税をしなければならなくなることや。。。つまり、何も悪い事をしてない一般国民が、結果として、肝炎患者への支払いのために重い税を負担することになる。。。そんな理不尽さが残ってしまうのやね。。。
それに、今後30年間でこの和解金を払っていく事にすると、推計で3兆2000億ものお金が必要になる・・・。被害者救済の精神は立派なのだけど、何か、税で肝炎患者さんたちだけに、大金が払われる空しさ。。。他の病気で死んでいく人の多いなか、何故肝炎患者だけお金がもらえるの・・・っていう見方もしてしまう。。。
確かに予防接種を受けただけで、肝炎になってしまった方は、運が悪いだけでは済まされない。。。ただ、その方たちへの償いをするのが、国民全員っていうのが、いまいち、腑に落ちないのやね。。。何か、公金で賄うしか仕方がない・・・っていう論理をフルに使ってしまって、逆に世の中の不公平感を拡げてしまっているだけ。。。っていう部分は無いか?
この手の裁判は、昔なら、公序良俗に照らして・・・という基準があった。国が賠償すべき範囲は、限定的に抑えられて、少ない額で辛抱してもらうケースが多かったのやないかね。。。国民の負担が大きくなりすぎるから・・・という理由が付きそうな話や。。。。国家賠償にそぐわないかどうか。。。公害、ヒ素ミルク、いろんな判例も、社会での公平さが個人の不利益より優先されてきた。。。それが今回、有る意味、覆された格好になっとるような気がするのやね。。。
国は、針の使い回しをしたら危ないっていうことを知っていたかどうか。。。知らなかったら国に落ち度はない。。。当時はまだそこまで知識がなかっただけ。。。で済んでいた話。。。雀の涙のお見舞い金を払って終わりというケース。。。でも、今回は原告の粘り勝ち。。。
私には、何が社会正義なのか、判らない。。。何でもケツを国に持っていけばよい・・・という風潮が強まってくるのは、私はまともな社会を崩していくことになると思うのやね。。。
日本人は、公共のためなら個人が我慢する事を知る国民性があった。それがここ20年ほどで、米国のように、訴訟主義。訴えないと損・・・という個人主義的な価値観が、急速に育成されてきてしまったような気がする。これがあまりにも進むと、日本の国自身のサイフが、国民から、悪く言えば、金づるにされる世界を容認してしまうことになるのやね。。。
権利意識の拡大は、良い事やと教えられて来た。主張を通す事は、大事だと教えられて来た。生きるためには、相手に勝たないといけないと教えられて来た。。。でもね。。。本当に、みんな、そんな社会にしたかったのやろうか。。。私は、大分間違っていたような気がするのやね。。。






