大阪の朝の踏切で、遮断機があがった直後に電車がきて車両とぶつかった事故がありましたね。
幸い、運転手も電車の乗客もケガなくよかったのですが、遮断機って無条件に信頼してるから、油断できないと思っちゃいますよね。
ところで、
私が高校生の時の事、この事案とは少し違うのですが、遮断機も警告音も全くしていないのに電車が来た事があります。
実家の近所で「魔の踏切」として有名で、私が知ってるだけでもバイクの男性、歩行者の男性の2人が別々の日に事故で亡くなってて、過去にも数人いたそうなんですよ。
で、その時の事なんですが、踏切を渡ろうとしていたのは自転車の私と徒歩の中年女性の2人だけでした。
見晴らしは意外といいので、なんでここで事故が多発するのか、なんで「魔の踏切」なんて呼ばれてるのか不思議に思っていたのですが、その原因がわかった気がした事案を話します。
その日は昼過ぎで、まったく電車の気配すらなく、ガタゴトという音もしていないし電車の姿も見えなかったし、遮断機も上がって警告音も鳴ってなかったくらい静寂だったんで、2人とも渡ろうとしていたんです。
が・・・突然、目の前に電車が現れ猛スピードで通過したんです!
「はあっ?!」って思いましたが、本当に一瞬で電車が現れ、同時にガタゴトという列車の通過音が大きく鳴り響きました。
ほんと、直前まで全く音すら聞こえなかったんです。
私も中年女性もびっくりして固まってしまいました。
もうちょっと早く出ていたら・・・。
こんな見晴らしのいい場所で事故が多発している理由が、なんかわかった気がしました。
何か見えない力が悪さをしているのでしょうか。
過去に列車事故に遭った人が、誰かを道連れにしようとしているのかもしれない、と思いました。
いまその踏切は廃止されて(踏切だけなくなって電車は普通に通る)いるようですが、私も広島に引っ越してきて長いので、いつ廃止されたかも知りません。
もちろん、家に帰ってその話を親にしたのですが、取り合ってくれなかったのは言うまでもありません。
それ以来、踏切では必ず左右を確認して、いちおうゆっくりと渡るようにしています。
みなさんも、「魔の踏切」と呼ばれている所は十分注意して渡るようにしてくださいね。