買い物に行く時、駐車場に車を置いておくと、短時間でも結構車内の温度ってすごい事になってますでしょ?
なんでも、夏の炎天下では車内は60℃以上になってるそうです。
「ぐえっ~、暑いっっ!」
そんな時は、車内の温まった空気をまずは外に出すこと。
4ドアなら、運転席側の後部座席のドアを開けておき、その状態で運転席のドアを2~3回、バタン!バタン!と開けたり閉めたりして、車内の空気を開けてある後部座席のドアから押し出してください。
空気圧を利用するわけですね。
2ドアクーペは、助手席のドアを開けたまま、運転席のドアをバタン!バタン!と2~3回開け閉めしてみましょう。
これでかなり楽になるはずです。
たまーに見るんですが、後部座席の窓の所にソーラーファンを設置してる人がいますよね?
この車用のソーラーファン、さほどの効果はありません。
ないよりはマシ、というレベルですから、ドアをバタン!バタン!のほうが効果は高いですね。
どうしてもソーラーファンを買う場合は注意が必要で、大きな欠点がいくつかあります。
・太陽の光がないとファンが回らない
ファン本体とソーラーパネルが一体型になっているものは、設置は簡単ですが、太陽の方向にソーラーパネルが向いてないと、ファンが回らない事が多いです。
いつも太陽の方向を気にして駐車するわけじゃないですよね?
だから、一体型はお金をドブに捨てる事になるかもしれません。
・ソーラーパネルが分離しているものならまだマシ
どうしても購入を考えているのなら、ソーラーパネルが本体と分離されたものを選びましょう。
こういうタイプです ↓
ソーラーパネルだけをダッシュボードや後部の太陽が常に当たる場所に設置できるので、光量が足りずにファンが動かない・・・というガッカリな事態にはなりにくいです。
それでも、曇りの日とかはソーラーパネルの光量が足りない事も多いですし、そもそもこの手のソーラーパネルはそんなに電力ないですからね。
・窓全開は不可能
ソーラーファンを取り付けると、取り付けた窓は”全開”ができません。
まあ、普段から後部座席の窓を全開にして走るシチュエーション・・・なかなかないでしょうけど、それでも人を乗せた時に困る事があるかもしれません。
・防水ではない
洗車する時に困りますね。
防水でないですから、そのままジェットガンの水とかをかけちゃうと、車内に水が飛び込んでいく事もあります。
本体が水に濡れて壊れる可能性も。
・セーフティウィンドウ車にはそもそも取り付け不可
ワゴン車とか、ファミリーカーには設定があるんでしょうかね?
物が挟まると、自動で窓ガラスの動きが止まるやつです。
子供が首などを挟まれると危険なので、センサーが設定されている車があるのですが、多くはセーフティウィンドウのような名前が付いていると思います。
この手の窓には、取り付けができないのでご注意を。
一番いいのは、面倒でもフロントガラスにシェードを設置して、乗る時にはドアをバタン!バタン!ですね。