少しでも
穏やかに過ごしたかったのに
ほんの少しでも
穏やかに過ごせるときもあったのに


いま女が夫のすぐそばで
毎日仕事をしている


その事実だけで
憤りがおさまらない



ちょっと職場の配置替えがあっただけで
これだけ動揺して
心の中は取り乱して
またあの発覚したころに
戻ってしまう


結局 
こういうことになったじゃないの
結局
またこういうことになってるじゃないの



あたまの中に
そのセリフがぐるぐる巡る



女と同じ部署内で働く可能性も
ゼロではないのに

いまさらになって
女の仕事の向き不向きを
私に説明し
そういう人じゃないから
女は自分と同じ部署にはならない
などと 私に言った


その物言いが 嫌


女が同じ場所で働いていると知ってから
私があれこれ女のことを聞いても
さぁどうだったのかなぁと
覚えてないなぁと
何も話さなかったくせに
今更 そんな説明されても

やっぱりそういう関係だから
女のことちゃんと良く知ってるワケねと
思ってしまう



ねえ?
いつまでこれを繰り返すつもり?



あたまの中で
私が私に聞く



決着をつけるなら
まだ元気な今のうち



なんだよね…



年老いたあなたの面倒を見たいと

年老いて私は思うのか?



こんなに昔のことを
昨日のことのように
ぐずぐず言う私の老後の面倒を

あなたは見たいと

思うのですか?





あなたとのこれからの
ふたり一緒の生き方が
私には

わかりません



とりあえず
自分の面倒は
自分で見れるように



細々と筋トレ

しています…




老衰なんて死に方
出来そうもないくらい
ドロドロな私なのに…




とりあえず
しばらく
夫とは
目を合わせないことにしようと思います