夫が
私にやる気が出ないと言った

あれから



あの人たちへの
認識が
また少し変わりました



あの人たち



つまり私の夫のようなひとたち

自己愛性パーソナリティの傾向を持つ
そういうひとたち
ってことです



あんなことがあると
思い出す
そうだった
そうだった


夫は自己愛性パーソナリティ


もちろん
みんながみんな
同じ性格ってわけではないけれど
本当に特徴的な傾向があると
私は思います



転職の挑戦に
失敗し続けて
やる気を失っていた夫




夫ととの関係は



本当のところ
とても微妙になってきていた私たち



もう立派な仮面夫婦




もしこれで
娘が同居でなければ
どうなっていたのだろうと思います



夫は
自己愛性パーソナリティだから
自分のことを
悪い人間だなんて
思わない
思えない




そりゃ
誰だって
自分のことを悪い人間だなんて
思いたくないでしょう
思いたくないし
思わない
それはわからなくは
ないですよ?




でも私から
散々責められ続けた



転職で面接受けても
受からない
面接までも
なかなか漕ぎ着けない



きっともう
歳とってきた夫自身の
理解を超えているのだろうと思う





現実を見ようとしないから





受からない現実を



妻が許さない現実を



どうしても
自分にとって利益があるようにしか
思考しない脳なのだから




このままやっていれば
いつか妻から許してもらえる
いまの自分で
自分は充分努力している




自分はちゃんとしているから
自分は面接通るはず
ちゃんと受かるはず




きっと夫は
そう思い続けていたのだろうと思う
そんな思考って




きっと
変わらないのだと思います




そこが
自己愛性パーソナリティではないひとと
夫のようなひとで
大きく違うのだと思う




もしかしたら
自分が悪かったのかもしれない?





そんなふうに考えることは
どうしても
できないんだよね




だから
反省できない
工夫もできない





そんな中でまた迎えた
結婚記念日に

お酒とおつまみを並べた食卓で




乾杯のとき
夫は私に
小さな声で

「…これからもよろしくお願いします…」

そう言いながら
グラスを合わせてきた



私は
美味しいお酒は好きだから
記念日にも飲むけれど



あなたからきた
グラスにも
グラスを合わせたけれど




夫のそれに対して
返事なんかしない





よろしくお願いって
いまさらなんですか?


結婚記念日だったのでした