先日、帰宅したゆうちゃんから「明日お金を持って行くらしい。どこかの国に渡す」と言われました。
学校からメールでトルコ、シリアの地震の被害にあった方々への募金を中学生が企画しており、小学校でも募金を募ると連絡がきていました。
私がトルコとシリアでしょ?何があったのか知っているの?
と聞くと、よくわかっていなかったので、一緒にBCCのニュースを観ました。
私が先に映像チェックすれば良かったのですが…一緒に観てしまい…
子供にとってはとてもショッキングな映像だったようでゆうちゃんは泣いてしまいました
とくに小さな子供が怪我をして病院で泣いている映像が辛かったようで、ニュースを見終わった後に自分のお財布から1000円取り出し、「僕は自分のお年玉から1000円募金する」と言ったので、そのままお金を持たせました。
私としては、募金をすることよりも自分で何が起こったのかをみて、自分の意思で募金したいと思ったことに意味があると思いました。
が、しかし
翌日帰宅したゆうちゃんから「先生から1000円は金額が大きすぎるからって言われて、先生が預かりますって。。」と言われました。
みんな持ってきた金額が10円とか100円だったらしく、先生から連絡帳に「念のため確認です」とご丁寧に確認が入っていました
金銭感覚がズレていたのかしら…
ゆうちゃんはぼそっと「僕がお年玉の中から1000円だったら募金したいって決めたんだし、ママとも話して決めたんだから別にいいじゃんね」と。
そう、その通りなんだよ
だからそれをちゃんと学校で言ってくれ…
結局再度話し合いをして、200円を募金することで落ちつきました。
もっと寄付したかったら個人ですればいいかなと…
先生からも、自分から募金したいという気持ちは素敵なことだねと本人と話しました、とご連絡はいただいており…本当にただ他の人より金額が大きかったので、お家への確認が入った感じだったのですが
私が国際支援の道に進みたいと思ったのも小学生の時。
ユニセフの冊子をみたり、緒方貞子さんがどこかの国で活動している現場の写真を見たことがきっかけでした。
多感なこの時期、子供達にはたくさん視野を広げて、子供達が感じたことを大切にしてあげたいと思います