※途中から出血の話になります。
そんなにグロテスクな内容ではないですが、苦手な方はお気をつけください。

(前回の検診の際に受けた血液検査と子宮頸ガンの検査には色々と問題があったのですが、この話はまた今度
)

むしろ、赤ちゃんがものすごい活発に、手足をボクシング選手のように動かしながら動いていたので、あまりの活発さにびっくり

人間らしい形の赤ちゃんをみて、3ヶ月でもうこんなにしっかりしてくるんだっけ
と驚きました。

そんな感じで赤ちゃんは元気そうだったので、私も土日は子どもたちと出かけたり、平日もパパと交互に保育園の送迎をしたりと通常稼働

しかし、検診から数日経った先日、明け方けいくんの夜泣きに対応するために起きるも、そのまま起きて会社に行くことができず、午前休を取って家で1人休んでいました

でも、仕事のメールや電話が止まらず、午後も外部とのミーティングが入っていたため、重い体をなんとか起こして出社

出社してすぐに社内ミーティングに参加。
座りっぱなしでとくに動いたりせず、本当にただ座って話していただけなのですが、ミーティング終了後、立ち上がるとものすごい違和感が

自分が座っていた椅子を見ると真っ赤になっている





慌ててお手洗いに駆け込むと、ズボンも靴下も白いスリッパも真っ赤・・

とにかく病院に行かなくては・・と思ったものの、こんなに血だらけで電車乗れる
タクシーも無理じゃない
とプチパニック



とりあえず母に大量に出血したことを伝えると、「車で迎えに行くからすぐに病院に電話しなさい
」と。

お手洗いをでて、会社で妊娠を伝えている貴重な2人のうちの1人がいたので、事情を話しナプキンを借りられないか聞いて、借りたナプキンを付けて病院に電話を・・・
と思ったところで、外部から電話が

しかも私が、緊急で16時までに折り返してほしいとお願いしていた電話だったので、出ないわけにもいかず、血だらけなので自席に座ることもできず立ちながら応対

精神状態が最悪のわりに、要件を漏れなく伝え聞くことができ、無事電話を終わらせ、慌てて病院に電話をしました

すると、年配の助産師さんに変わっていただき、それはもう来ていただくほうがいいですね。と落ち着いた様子で言われ、その言い方にますます不安になりました

電話が終わり、さらに不安になったところで、再び違和感を感じ、お手洗いに駆け込むと、先ほど借りた昼用ナプキンが真っ赤に染まり、意味をなさない状態に・・・
止まらない出血に、さっきの電話の助産師さんの妙に落ち着いた冷たい口調。
もうだめかもしれない・・と頭がパニック状態に・・。
そして母は、この緊急事態にもかかわらず、支度に時間がかかり、最初に連絡してから30分以上経過してから「もうすぐ出ます」的な連絡が

家から会社まで車で30分以上かかるのに・・まだお迎えがこない、どうしよう

とりあえず、コンビニに一番分厚いナプキンを買いにいき、ズボンの血をできる限り拭き取ったところで、私の妊娠を知るもう1人の同僚(しかもママ)がランチから戻ってきました

大量に出血したことを伝えると、青ざめた顔で「今すぐタクシーで病院行くべきだ!」と言われ、ビニール袋を渡され、「これを敷いとけば大丈夫!私下でタクシー拾いますよ!」と言ってくれました

ただ、母が既に会社に向かっているようだったので、とりあえず母を待つことにして、もらったビニール袋を自席の椅子に敷いて残りの仕事を片付けたり。
外部のミーティングも申し訳なかったのですがリスケさせていただき、母が来るのをひたすら待ちました

ようやく母が到着したので、他の人には体調不良で早退すると伝え、会社を後に・・。
(ちなみに、この日ネイビーのズボンにボルドーの靴下だった私は、大量に出血するも外からは全然目立たず、自分から伝えた人以外誰も私の出血に気づいていませんでした
白いスリッパは真っ赤に染まってたましたが
)


母の車で病院に向かっている最中も、出血がおさまらず腰痛まででてきて、さらに不安が募っていく・・
病院に到着後も、なかなか名前を呼ばれず、お腹も痛くなってきて、もうだめだ・・と横になる私を見かねた母が、「あとどのくらいで呼ばれますか?出血してお腹が痛いみたいなんです」と受付に言いに行ってくれて、その後すぐに診ていただけることになりました。
(既に1時間ちかく待ってましたが
)

大量に出血して、お腹も痛くなってきたことを伝えると、先生の表情も曇ってきて、「とにかく診察してみましょう」とすぐに内診室へ。
内診台に上がってからも血が大量に出てきていて、「あぁ本当にすごい出血だ
」と先生も一言


その後機械が入り、血をかきだされるような感じで、その間も不安で不安でドキドキ。
その後、「エコーでみてみましょう」と言われたので、赤ちゃん見られるんだ!と少しほっとしてエコー。
ただ、この間すごく元気だった赤ちゃんが全然動いていなくて背中を向いていたので、私には赤ちゃんの様子が全くわからず、ここでまたすごく不安に。
そのため、「赤ちゃんは元気ですね」という先生の一言に、あぁよかったー

と一気にほっとして安心しました




肝心の大量出血の原因は大きな血腫でした。
え、血腫
つい数日前は何もないって言われたんですけど・・・


「またできたんでしょうね」と言われ、
「これだけ出血していて、お腹も痛いってことは、血腫を押しだそうと子宮が収縮している可能性があります。その場合、赤ちゃんの流産にもつながるので、しばらく入院して安静にして、慎重に経過をみていきましょう」とこのまま入院することになりました

あっという間に車椅子が用意され、車椅子で入院病棟へ

母は私の代わりに入院手続きに行ってくれました

ここで、年配の助産師さんが顔を出してくださり、「電話にでた者です。赤ちゃん無事で良かったですね。やっぱり来ていただいて良かった。」と、またまた落ち着いた口調で言われました。
電話だと、この落ち着いた口調が逆に不安を煽る形になったのですが(私がパニックになっていたせいかも・・)、「本当にありがとうございました」とお礼を言い、産婦人科外来を後に。
入院病棟では、病室に入る前に、抗生剤の点滴を打ち、終わるまで処置室で寝ていてください。と言われたので、その間に母には入院に必要なものを売店で買ってきてもらい、パパには保育園のお迎えと、その後家から持ってきてほしいものを伝えました。
そして会社にも電話

上司には、妊娠の報告をその日にする予定だったのですが、午前中体調不良で休んだので、翌日に時間をもらっていました。
そんな中、妊娠の報告が電話となり、しかも入院しますという報告もするという最悪の結果に

上司は「話があるって言われてたから、妊娠か退職だと思ってたので、とりあえず退職じゃなくてよかったですー、おめでとうございます」と言ってくださりました

そして、その場で急ぎの仕事の引き継ぎまでさせてもらい、点滴が終わるまで上司と電話していました

本当に申し訳ない・・

電話も点滴も終わり、母も戻ってきてくれたので、助産師さんと病室へ。
なぜか妊婦さんが入院している病棟ではなく、周産母子ユニットに入院することに。
「周りは赤ちゃんですけど、お部屋には赤ちゃんいないので
廊下は泣き声するかもしれませんが」と言われ、4人部屋に案内されたのですが、当然産後の方の病棟なので、大部屋に私1人


なんだか申し訳ないくらい、4人部屋を個室のように使わせてもらうことになりました

(半日だけ、翌日帝王切開を控えた妊婦さんと同室でしたが
)

助産師さんからは、トイレ洗面以外は絶対安静で、診察などの移動は車椅子。
子どもとの面会は面会室でしかできないので、安静指示に変更がない限り、子どもとの面会はできないと言われました

ただ、今日は部屋に同室者がいないので、お子さんお部屋まできてもいいですよ、と言っていただき、保育園帰りにパパと来てくれた、ゆうちゃんとけいくんに会うことができました

しかし、まだ出血中で本調子でない私は、当然ゆうちゃんけいくんの相手などできるはずもなく、ゆうちゃんには「しばらくこの病院にいなくてはいけないから、いい子で待っててね」とお願いをして早めに帰ってもらいました

ちなみに出血がおさまり、経過をみないといつ退院できるかわからないと言われました。
このまま出血が止まれば、1週間以内には退院できるかも、と言われていたので、会社には゛とりあえず今週はお休み。妊娠を伝えていない人ばかりなので、入院といったらかなり驚かせてしまうので、体調不良で休んでいることにしましょう゛と上司と相談して決めました

こうして、突然絶対安静の入院生活のスタートとなりました
