お別れ。 | 一世のよまい言 from・・盛岡

一世のよまい言 from・・盛岡

年間260日は紳士淑女の身だしなみを整える美容師・・・
その大半は額に汗して手前味噌を振舞う仕事。
そして、30日は寡黙なアングラー・・・
その大半は潮風に吹かれ、酒を飲み、船頭に怒られ、
魚に笑われる日々・・・。







義母が亡くなって四年余り…



浄法寺の御山で、

昭和、平成、令和と生きた義父も、


二月十三日、
九十二年の生涯を閉じました。



妻に先立たれ、
寂しさはあったにせよ、

晩年は、
息子夫婦と暮らし、

三人の孫の成長と…そして、

ひ孫三人の誕生まで見る事が出来たのですから、


まずまずの一生ではなかろうか?



と…
思うしかありません…。





親の跡を継ぎ、

美容師になったウチのセガレは、

幼い頃から、
帰省の度に両親の整髪をする母親(女房)を見て育った事もあり、
爺さん婆さんの髪を整える事もありました。




納屋の前に椅子を並べ、

爺さんをセガレが、

婆さんを女房がカットしていた風景が…


今となっては、

懐かしく思い出されます。






本日は、

火葬から葬儀と、

お別れの儀式一連が、

丁度店の定休日にあたったので、


仕事に支障をきたす事も無く、

息子夫婦も孫を連れて、

我々、

五人一緒に爺を見送る事が出来ました。





誰の命にも限りがあります。


それぞれが、

天に与えられた限りある命を大切にし、

真っ当に生きる事こそが肝要かと思います。







両親を最後まで手厚く見送った義兄嫁に、

感謝の念を述べたいと思います🙏




本当にありがとう…

ご苦労様🙏





🙏