上野でライブがあるということで、先に腹ごしらえ
をしてから行こうと、いつもの四谷三丁目の酒場に
立ち寄りました。
生ビールや日本酒をいただきます。
酔わない程度で戴きましょう!
最初の日本酒は佐渡の「純米酒 風和」、風流な
お名前です。
純米酒 風和(かぜやわらか)
原料米は契約農家の減肥栽培の五百万石を
使用しています。
米の風味がほのかにただようソフトな飲み口で、
その品質が佐渡の風土であり、その風土をお伝
えしたいと願っています。
※300mLは化粧箱無しに変更となりました。
~「風和」の由来について~
約20年ほど前、佐渡の書家 稲葉大朴(たいぼく)
氏が「風和」と書かれた書を手土産に、加藤家で
の酒席に来られたことがありました。
(稲葉氏は現在はお亡くなりになっています。)
稲葉氏は、万葉集にある歌の序文「初春(しょしゅ
ん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和
(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)
き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」
(書き下し文)から、「風和」の2文字をとり、書に
表現したそうです。
その書に感銘を受けた現社長加藤健は、「この書
を酒の銘柄として使わせていただけないか」と
稲葉氏に尋ねたところ快諾していただき、平成10
年頃より、弊社の純米酒に「風和」という銘柄を
つけて発売することになりました。
(平成11年、商標登録済み)
新元号「令和」が発表になり、万葉集由来の「風和」
が注目されています。
蔵元では、直接万葉集を引用したのではなくあく
まで稲葉氏の書を使わせていただいているとい
うことでしたが、まだ「風和」を飲んだことがない
方に知っていただける機会になれば幸いです。
〔参考:「酒のかどや HP」より〕
お味も風流でした!
お次は玉子豆腐を肴に「うごのつき」をいただきます。
これまた風流なお名前です。
雨後の月(うごのつき)
広島・呉の港町仁方で明治8年に創業。
明治中期には県内屈指の生産量を誇る蔵に成長
する。
その頃、呉の東方に位置する安芸津では、醸造
研究家・三浦仙三郎が「軟水醸造法」を確立し、
この造り方が吟醸造りの礎となったといわれる。
この蔵も瀬戸内海沿いの花崗岩層から湧出する
超軟水を活かし、戦時中には一時休業するも
戦後復活した後は、高品質の特定名称酒造りに
いち早くシフトした。
いまでは吟醸酒発祥の地・広島を代表する銘柄
として周知されている。
酒銘は徳富蘆花の小説「自然と人生」から、雨後
の月が周りを明るく照らし、澄み切った光景をイメ
ージ。
4代目相原準一郎氏は広島らしい従来の濃醇旨口
タイプから、芳醇淡麗な酒質へと舵を切り換え、
平均精米歩合、特定名称酒比率、好適米使用率
で県内トップとなる等、目に見える高品質化に努め
てきた。
山田錦精米歩合8%の純米大吟醸「䨩 RAY」は、
雨後の月のテーマである上品・綺麗・透明感を、
超高精白の洗練された味わいによって、さらに深化
させている。(松崎晴雄)
〔参考:サイト「SAKETIME」より〕
どちらも美味しかったー!!
夕暮れの上野に移動。
池之端ライブスペースQuiに入りました。
開演です。
グレース美香さんの登場!
ピアノは山本琢さん、ベースは竹内秀雄さんです。
まだ続きます。