「横浜探検」:映画『オッペンハイマー』を観た! | 今日は何をレポートしようかな?

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 4月に入ってすぐ話題の映画『オッペンハイマー』

を観てきました。

場所はTOHOシネマズららぽーと横浜です。

 

 

 

 

 JR鴨居駅で下車し鶴見川を渡ります。

両川岸は桜が満開でした。

 

 

 

 ららぽーと横浜が見えてきました!

では作品へ。

今回観た作品は『オッペンハイマー』、原爆の父と

呼ばれたオッペンハイマー博士の半生を描いてい

ます。

監督は『ダークナイト』『ダンケルク』、『TENET』

等で能力を発揮しているクリストファー・ノーラン

主演オッペンハイマー役キリアン・マーフィー

この作品で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演

男優賞など最多7冠に輝いています。

 観た後の感想、予測通りムカムカしました!

では何故わざわざ観たのか?それは原爆開発か

ら投下に至る歴史を知りたかったからです。

広島や長崎に原爆投下されるシーンは無かった

ものの、原爆投下に至る各立場の方々の思惑。

 オッペンハイマー博士は天才だが歴史に翻弄さ

れる気弱な科学者かと思いきやさにあらず。

キリアン・マーフィーのおどおどした表情に騙され

ました。

他人の奥様(エミリー・ブラント)を略奪して結婚し

たかと思えば共産主義にかぶれる女性(フローレ

ンス・ピュー)との退廃的情事を楽しんだり・・・。

でも自身が開発した原爆の威力に恐ろしさを

感じながらも。

さらに周囲にはアメリカ原子力委員会の創設者

ルイス・ストローズ(ロバート・ダウニー・Jr)

マンハッタン計画の指揮者で米軍人のレスリー・

グローブス(マット・デイモン)

彼らがオッペンハイマー博士を支え、原爆完成

後は投下を決定したトルーマン米国大統領

本来なら日本嫌いのフランクリン・ルーズベルト

大統領が決定するはずだったのですが、彼の

急死に伴って副大統領から昇格したトルーマン

彼とて日本大嫌いのようです。

「なかなか諦めない日本を降伏させるために原爆

投下する」などと言っていましたが、実は日本

停戦交渉をその時にはしてた、と言います。

しかもドイツか日本に原爆投下することは既に

1939年にマンハッタン計画の中で決まっていた

そうです。

また原爆投下候補地は13都市あり、その中に

京都も入っていたようです。

七郎委員長が小学生の頃、歴史建築物を護るた

京都への爆撃は避けた、と聞いていましたが、

作品中では、ある偉い方が「あそこは行ったこと

があるが美しかった」という軽いセリフがありました。

とにもかくにも難い猿どもの国の何処かに投下し

て威力を見たい!というのが本音だったようです。

まさに現在のウクライナ戦争イスラエルパレス

チナ攻撃に絡む米国人(元は英国人)の残忍性が

此処でも表われていました。

とにかくムカムカしました。

 

 

 

 帰りはららぽーと横浜内の「とんかつ新宿さぼてん」

に立寄り遅い昼食。

意外に美味しく、後日『「とんき」よりもむしろ美味しく

感じた』と発言したら、「とんき」を昔から知るファンに

怒られてしまいました。

これで「横浜探検」レポートを終わります。