先ずは戦火を逃れた時計塔も復元されている
3階建ての復元棟に入ってみました。
復元された正面玄関です。
ノスタルジックですねー♪
正面玄関の脇に旧本庁舎歴史展示コーナーが
あります。
旧本庁舎歴史展示コーナー
旧本庁舎は1938年に竣工したもので、時計塔は
戦時中には防空監視廠(かんししょう)として利用
されていたといいます。
外壁全体は迷彩柄の塗装でカモフラージュし、戦禍
をくぐりぬけました。
なお、川崎市の人口急増に伴う行政需要に対応す
るために、旧市庁舎が2階建てから3階建て、4階
建てと増築されたため、相対的に時計塔が短く見え
るようになっていきました。
旧本庁舎の復元にあたっては、竣工当時の時計塔
のプロポーションを再現したということです。
〔参考:「武蔵小杉ブログ」より〕
旧本庁舎の棟札(むねふだ)が展示されています。
この棟札は、長くどこにあるかわからなくなっていて、
講堂の天井裏から発見されたそうです。
ガラスの床下に旧本庁舎の松杭が見えています。
旧本庁舎の松杭
旧本庁舎が工事に着手した昭和11年頃に一般的
な工法だった松杭を打ち込む方法。
長さ5m、太さ25cm程度の松の丸太が、合計約
1,200本打ち込まれていたそうです。
このあたりは地下水位が高く(地表から2m程度で
地下水が染み出るそう)、松杭は地下水に水没して
いれば腐らないんだそうで、とても綺麗な状態で保
たれていたということです。
〔参考:サイト「Yahooニュース」より〕
イタリアの水の都ベネチアのようですね。
他に壁には旧表札などが飾られています。
そして旧本庁舎各室の写真が展示されていました。