奥深くに入ってみます。
洞窟があったので、入ってみました。
「三霊社権現」と呼ばれるようです。
三霊社権現
英勝寺の山門横の崖に掘られた洞窟、三霊社権現。
洞窟内に入ることででき、洞窟中には石仏が安置
されています。
〔参考:サイト「鎌倉トリップ」より〕
なかなか長い洞窟で、探検気分に浸れました。
「聖観音菩薩・太子堂」への案内板がありました。
地層の見える岩肌の前に・・・なんとお優しいお顔
の観音様!
聖観音菩薩・太子堂
崖の上には太子堂と聖観菩薩が安置されています。
〔参考:サイト「鎌倉トリップ」より〕
此処でお詣りして境内に戻ります。
今度は英勝寺境内の建築物を観てみましょう。
「鐘楼」です。
英勝寺 鐘楼(重要文化財)
鐘楼は鎌倉では唯一という珍しい「袴腰」という様式
です。
〔参考:サイト「鎌倉トリップ」より〕
美しい曲線です!
「山門」を観てみます。
山門(重要文化財)
英勝寺は、鶴岡八幡宮の西方、扇ガ谷に位置する
徳川家康の側室の英勝院が創建した浄土宗の尼寺
である。
水戸徳川家とのゆかりが深く、同家の姫が代々の
住持を務めた。
寛永20年(1643)の英勝院一周忌に向けて建物が
整備された。
仏殿をはじめとする各建物は、禅宗様と和様を自由
に組合せた江戸時代前期らしい意匠を持ち、屋根
の弛みも軒の反りもつけない直線的な屋根形状で
統一している。
山門は、関東大震災後、他所に移築されていたが、
平成23年に境内の旧位置に戻された。
本堂西には祠堂と祠堂門が建ち、奥には英勝院墓
がある。
祠堂は方三間宝形造の建物で、内外部ともに漆塗
や彩色で飾る。
英勝寺は、禅宗様を基調としつつ、屋根や軒を直線
で構成するなど独創性のある意匠で、境内全体を
統一している。
江戸時代前期の主要な堂宇が、墓所と一体となって
良好に保存されており、貴重である。
〔参考:サイト「文化遺産オンライン」より〕
いろいろ資料が貼られていました。
「仏殿」に行くと窓があり、此処を開けると中におられる
本尊の阿弥陀三尊を拝することができました。
撮影は遠慮しました。
庫裏の受付に戻り英勝寺を後にしました。
これで「鵠沼海岸・鎌倉探検」レポートを終わります。