最終回「野毛探検」6:野毛たべもの横丁 | 今日は何をレポートしようかな?

今日は何をレポートしようかな?

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映画・TVドラマの舞台を訪ねて、レトロを探して
何でもレポートします。

 野毛探検、最後は今年4月にオープンしたと

報じられていた「野毛たべもの横丁」の探索です。

七郎委員長てっきり、名も無かった横丁に名称

が付けられたのか?それとも新たな横丁が建設

されたのか?と思っていました。

しかしあの狭い野毛エリアにそんな新しい横丁

できるものなのだろうか?

とても興味を持っていました。

418日に「野毛たべもの横丁」(横浜市中区

野毛町2)がオープンし、野毛に新たなにぎわい

をもたらしている。

ヨコハマ経済新聞より〕



野毛たべもの横丁の櫓

 「野毛たべもの横丁」は簡単に見つかりました。

「野毛たべもの横丁」の櫓が立っています。

そこをくぐって進むと、特に目新しいお店は在りま

せん。

「おや?どこがオープンしたわけ?」

きょろきょろすると「たべもの横丁」の看板を見つけ

ました。

野毛たべもの横丁入口 

「まさか“たべもの横丁”っていう名のお店?」

まだ開店していない中を覗くと、理解できました。

ここは2つの通りにまたがる(通り抜け可能な)、

フードコートのようなスペース。

数店舗がこの中に入っているんですね。

詳細調べてみました。

野毛たべもの横丁

「野毛たべもの横丁」のコンセプトは「いまもむか

しも、たべもの横丁」。

ワインとストウブ料理「Bistro Graine Marche」、

カラオケが楽しめるスナック「へそまがり」、一銭

焼と鉄板料理「鉄板焼 肘鉄 HIJITETU」、居酒屋

「あお」、立喰寿司「まんぼう」、串カツ・どて串

「夢源」、関西スタイルホルモン焼「超ホルモン」の

7店舗が入居する。

同敷地は元々10店舗の飲食店が軒を並べる活

気ある「たべもの横丁」だったが、時代とともに6

店舗が閉店し、4店舗のみが営業を続けていた。

50年以上の建物の老朽化もあり、横丁を取り

壊してマンションや駐車場、空地にする計画も

あったが、「野毛は昔から飲食店の街。人々の心

のよりどころとなるような『野毛たべもの横丁』を

復活させ、まちの活性化につなげたい」と、地元で

不動産業を営む「港興産」(中区野毛町1)の石川

慶一さんが土地を買い取り、建物の設計から、

入居する飲食店の募集、決定にいたるまでプロ

デュースし、念願のオープンの日を迎えた。

再生した「野毛たべもの横丁」は、各店舗との仕

切りがない空間になっており、7店舗間でメニュー

のデリバリーが可能。

建物のリノベーションにあたっては、レトロな看板

を残して基盤となる梁(はり)を強化するなど、可

能なかぎり当時の面影を残した。

〔参考:「みんなの経済新聞Network」より〕

う~ん野毛という街は、この地を愛する人間によって

新陳代謝を繰り返す特異な街なんですね。

「横浜にぎわい座」といい「JAZZ喫茶ちぐさ」といい、

そしてこの「たべもの横丁」しかり、この地を愛する

人間の情熱がひしひしと伝わってきました。


野毛たべもの横丁看板

野毛たべもの横丁裏口

 反対側に周ってみましょう。

案内板も新しく、なかなかモダンな造りです。

今度来た時にはここに入ってみたいですね。

これで「野毛探検」を終ります。