あれだけの「どアウェイ感」は久しぶりだった…
今回はいつもと趣向を変えて、ドキュメント方式というか、日記風でお送りします。
前々回書きましたように、先週の土曜日にヒューマンアカデミー浜松駅前校にて、講師のための話し方セミナーをさせていただきました。
講師会議、という名目で、浜松校の今年の下半期やこれからについてなどの説明があり、そのあとで私の出番、という段取り。
「講師陣がよりよい授業を行うために、NLPのエッセンスをいくつか紹介するようなセミナーをやってくれ!」という浜松校のマネージャーM氏の期待に答えるため、最善を尽くしました…
…が、凄まじいほどの、どアウェイ感…!
もう、笑っちゃうくらい。
私はその日、いつも通りNLPプラクティショナーの授業を終え、ヒューマンのスタッフルームで、マネージャーM氏をはじめとするスタッフと談笑していました。
どんなセミナーにしようか。
それはすでに相談済み。
ステージでお話することも、普段やっていることなので、まあ大丈夫。
午後6時の少し前で、会場へ。
出番を待つ間、私はマネージャーM氏の説明を聞きます。
そのシチュエーションで、あることに気づきました。
…あ、緊張してる。
私はここ数年、よほどのことがない限り緊張することはなかったのですが、やたらと脈が早く、手汗もなかなかのもの。
…この感覚は、そう、ライブをやるときに(私は以前ロックバンドをやっていました)他のバンド目当てのオーディエンスが、そうじゃないバンドを観ているときにしら~っとする現象をたまたま見てしまった感覚に似ている…
真面目そうな講師陣の顔つきやマネージャーの声の響き方が、私にかつての自分を思い出させます。
実際、雰囲気は硬い。
それはもう、正月に散々放置したあげくに冷蔵庫で一週間ほど保存したモチの硬度。
会場には12名の講師陣と、4名のヒューマンスタッフ。
みなさん、いかめしい顔。
講師会議は上半期と下半期で年に2回やるらしい。
みなさん、毎回参加しているらしい。
私ははじめて。
みなさん、マネージャーM氏の話にメモをとっておられる。
私は、ペンすら持ってきていない。
やばい、緊張する。
緊張は深まり、それは徐々に「アウェイ感」からやがて「どアウェイ感」に代わってゆく。
…あぁ、そうさ、教育というのは真面目な人がやるものさ。
こんな海坊主のいとこみたいなおふざけ野郎が、偉そうに「講師をもっと良い講師に!」なんて言っちゃいけなかったんだ…
気持ちが沈んでいきます。
そのとき、マネージャーM氏から「とても面白い高梨トレーナーが」という声が聞こえてきます。
マネージャーM氏とは深いラポールでつながれており、普段大変お世話になっております。
私が最も信頼する人間の一人です。
一緒に仕事ができることを誇りに思うくらいの人物です。
この人がいるからこそ、埼玉から浜松までの長い道程もさして気にならない。
そんなマネージャーM氏がくれた、今回の仕事。
そうだ、このイカ臭い教育の雰囲気を破るために、私はここにいるのだ。
使命感にも似た感覚が、私の中でよみがえります。
まるで、聖闘士星矢に出てくるフェニックス一輝が放つ必殺技・鳳翼天翔のように、心が燃えてくる。
そして、緊張を「身体で行っている」のだから、緊張が薄まる姿勢をとって、数十秒。
だんだんとリラックスしていくのを感じます。
具体的な方法は、とてもシンプル。
1、座っている状態で、お尻を少し後方につき出す。そうすると背筋が伸びます。
2、座っている状態で、右の座骨と左の座骨、どちらに重心をかけると緊張がほぐれるのかを確認して、ほぐれる方に重心をかける。
3、座っている状態で、身体を右にねじったときと左にねじったとき、どちらが緊張がほぐれるのかを確認、ほぐれる方にねじる。
4、呼吸を深める。
これで完璧。
そして、本番。
みなさん、お待たせ!笑いと学びの時間だぜ!ここがオイラの武道館だ!
そんな気持ちでステージに上がります。
まずは、アイスブレイク。
必笑技で会場を温めます。
私は、あたかも聖闘士星矢に出てく(以下略)。
すると、狙い通り会場には笑顔の花がたくさん咲き始めました。
…が、講師約2名、全く反応なし!
まあ、こんなこともあるさと気にせず、じゃんじゃん笑いをとっていくのですが、その後も2名だけ、全く反応なし!!
まるでディヴィッド・リンチ監督のツインピー(以下略)。
このことについては、特別にシェアしたいことがありますので、次回あらためて書きます。
どアウェイ感の正体は、ここにあった…!
信頼について、それを作り出す言語と非言語について、相手にとって理解しやすい話し方について、一時間という少ない枠の中でお話をさせていただきました。
2名以外、講師の皆様の反応も良かったので、最良ではないですが、まあまあ良い気分でセミナーを終えることができました。
嬉しくなるようなフィードバックも、講師の何名かから直接いただきました。
しかし、その2名をトリコにしてこそ、本物のエデュテイナー。
課題を胸に、もっと良くなっていきます。
おわり