それってどういう意味?? | 指導力アップ塾・モテる先生になる7つのスキル

指導力アップ塾・モテる先生になる7つのスキル

年間約240回、何かしらの講座を行うエデュテイナーのブログ。
このブログを読んで実践すると、モテます。
モテモテになります。

大学生のとき、こういう女性の後輩がいました。

 

「ねぇねぇ、高梨さぁん、××ってなんですかぁ?」

 

語彙が少ないようで(大学生なのに)、ちょっとでもムズカシイ言葉を使うと、その意味を聞いてくるような女の子です。

 

それを、甘えた声で、上目づかいでしっかりとこっちの目を見ながら、あるときは身体をピタっとくっつけて言ってくるのです。

 

媚びているのは分かっているのに、ついつい笑顔にされてしまう。

 

多くの男性は、女の子にそういう振る舞いをされて悪い気はしません。

 

若い男だったら、胸キュンドキドキしちゃいますね()

 

同性にはあまり好かれないようですが()

 

まぁ、今で言う“不思議ちゃん”を演じているのだな、と私は勘ぐっていたのですが、ひょっとすると、本当に言葉の意味が分かっていなかったのかもしれません。

 

 

 

自分が知っていることを相手も知っていると、勘違いしてしまう場面もありますね。


自分が当たり前に使っている言葉も、相手には通じづらかったりします。

 

 

 

私はあるとき、外国人の講師のセミナーを受けに行きました。

 

私は英語が聞き取れないので、通訳を介して、その外国人講師の話を聞くわけです。

 

すると、通訳の人がしきりに「コミットするのです」「コミットが重要です」と言うのです。

 

当時の私は、その「コミット」の意味が分からなかった!

 

そんな私の事情など知るわけもなく、通訳さんは大場久美子が脳内に浮かんでは消えるくらいに「コミット」を連発するのです!

 

「コミットってどういう意味ですか?!コメットさんとどう違うんですか?!!」と質問したかったのですが、周りの受講生が「うん、うん」と聞いているものだから、できなかった…



               コミットするコメットさん☆ミ


 

結局、その意味が理解できないまま、セミナー終了…

 

 

 

こういうことを、私たち講師もしているかもしれません。


無意識に、受講生にとっては複雑で難しい言葉を使っているかもしれません。

 

 

 

その言葉が難しいかどうかは、受講生の語彙の多さによりますね。

 

どれだけ言葉を知っているかどうか。

 

そして、語彙が多いことが、その受講生が必ずしも賢いとは限りません。

 

逆もしかり、ですね。

 

しかし私たちは思うのです。

 

「先生の言ってること、難しかったです~」というフィードバックを受けると、「それはあんたがおバカなだけじゃないの?!」と。

 

 

 

私はリフレクソロジーを教えていますが、「手に職」系のセミナーに来る受講生は、高学歴の人は少ないです。

 

冒頭の後輩のように、大学生のように若くて新鮮な脳の持ち主であっても、言葉をあまり知らない人もいます。

 

高齢の方の多くは、いわゆる“横文字”を知らないですね、コミットとか。

 

 

 

そこで「難しい言葉は極力削除しよう!」というのではありません。

 

いや、理想は「子供でも分かる言葉で話そう」ですが、難しい言葉は人によって異なりますね。

 

 

 

そして重要なことは、言葉の“意味”は同じでも、“定義”が人によって違うのです。

 

意味とは、言葉の内容


「これは、ああいうものです」ということ。

 

定義とは、言葉のくくりを限定すること


「これは、あれということにします(なります)」ということですね。

 

 

 

例えば、冒頭の不思議ちゃんが「高梨さぁん、好きなんですぅ」と言ったとします。

 

すると、私は「あぁ、この娘は私に恋をしているのだな」と思うわけです。

 

しかし、不思議ちゃんは「人間としての高梨さんを尊敬しています」と言っているのかもしれないのです。

 

「好き」という言葉の“意味”はそのままですが、“定義”がかなり違っていますね。

 

どういうことをもって「好き」と言うのかがあいまいです。

 

 

 

そこで今回、私はこういう提案をしたいのです。

 

「難しそうな言葉や、定義があいまいな言葉を使うときは、その場所での定義をシンプルに説明しましょう」ということを。

 

重要なことは「シンプルにする」ということです。

 

私はプレゼンテーションやスピーチの授業をしていると、よく「権威」という言葉を使います。

 

権威という言葉は「偉そう」というイメージを多くの人が持っていますね。

 

辞書で引くと「服従させるような威力を持っていること」という“意味”が載っています。

 

凄まじく、偉そうですね()

 

意味を話すよりも、定義づけする方が簡単です。

 

私はこう受講生に伝えます。

 

…「この人、すごい!私より上だ!」という気持ちを持ってもらうことを、ここでは権威ということにします。…

 

シンプルですね。

 

 

 

このようにすると、「先生の言っていること、難しかった~」というフィードバックが減ります。

 

女性が男性に「好き」と言うときも、使ってみると良いと思います。

 

「私の“好き”は人間性が、ってことだから。男女として、ってことじゃないよ」と。

 

勘違いストーカーが減るでしょう()