こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
マルコム・グラッドウェルの『天才!成功する人々の法則』の中に、「天才は、才能を開花させるまでに一万時間のトレーニングを積んでいる」と書かれています。
つまり、才能とは継続によって生まれるということです。
一万時間といえば、一日三時間だけ集中したとしても、およそ九年の歳月を要します。それだけ長らく継続しようと思えば、不可欠なのはモチベーション。
世の多くの人が、「行動できない」「結果が出ない」と悩むのは、要するにモチベーションが維持できないことが最大の原因なのです。
では、気が遠くなるほど長時間の継続を支える強いモチベーションは、一体どこから生まれてくるのでしょうか。
「ないものを手に入れたいという切望感(感情)」こそが、全ての行動を支えるモチベーションを生み出す、すなわち「才能の源泉」にほかなりません。
ないものを手に入れたいといっても、「美味しいものが食べたい」「旅行に行きたい」「あのバッグが欲しい」「お金持ちになりたい」」といった表面的な欲求とは違います。
「人生のルーツに根差した切望感」でなくてはなりません。
強くて深い切望感を抱えた人は、人生を賭けて切望感を満たそうと努力するし、同じように切望感を持った人の気持ちがわかります。
だからこそ、才能を開花させカリスマと呼ばれる存在となり、世の中の多くの人を喜ばせ幸福にする製品やサービスを生み出すことができるのです。