この1週間、50人以上の方に出会い続けたせいか、曜日感覚がなくなっています。
Jリーガーのサポートをしている方、10店舗以上のフランチャイズを経営している女性起業家、人材派遣会社の経営者、某航空会社のパイロット、専門学校の部長さんなど、素晴らしい方々に出会え、学びの連続。人生の扉がまた1つ、開きそうな予感がしています。
その内のお一人は、ある大手企業の部長さん。近江商人の末裔の家系に生まれ、百貨店の外商からキャリアをスタートし、お金持ちにたくさん出会ってこられたそうです。
その方が、「お金持ちには共通点がある」と言われたので、「何ですか?」と身を乗り出して聞くと、「まず、玄関が大きい」というのです。
「そして、玄関がきれいだ」
「どうして、それが大切かわかるかい?」
「それは、welcome! いてくださっていいですよというメッセージなんだよ」
確かに、人が集まるところに情報もチャンスもお金も集まる。エキナカはそのいい例です。エキナカで私たちは買い物をし、お金を使う。人と会って打ち合わせをしたり、お茶をする。人が集まる場所はお金も情報も人も集まります。
アジアで言えば、シンガポールはアジアのハブ空港を目指し、お金と情報、良い人材を集めています。お金持ちは同じことを、「家」を使ってしているのです。
「だから、家を建てるなら玄関を大きくして、お客様が来られた時に上がってもらえるように応接室を作るといいよ」
「ちなみに、靴が出しっぱなしの玄関は、入ってくるなといっているようなものだから最悪だね。すぐ片付けた方がいい」
「今の日本の家は、そういう意味ではお客様がのんびりできない作りになっている。作り方を間違っているんだ」
と言われていました。
この話をシンプルに言えば、オープンさがあるかどうか。確かに、人間関係がうまくいく人は例外なくオープンです。オープンであるがゆえに、人が集まり、出会いもチャンスも増える。人脈も広がる。
お金も考え方は同じです。
「まず”入ってくるもの”を増やすこと」
「そして、入ってきたものを還元する」
それが秘訣だと教えて頂きました。
運を上げる秘訣。それは「オープン」になることです。オープンになるとは、会話でいえば、「どんな話題でも話せる自分になる」こと。
「その話題には触れたくない」タブーが消えれば消えるほど、人に対しても、人生に対してオープンになれます。オープンになれないのは、自信がないからです。
しかし、面白いことに、自信がなくてもオープンな人はいます。それは、お金がある・ない、外見がいい・悪い、出世している・していないなど、そういった価値基準で自分や人を裁いていないからです。
あなたも、こうした価値基準で自分自身や他人をさばいていませんか?
しかし、「できる・できない」と、「好き・嫌い」は本質的には別物です。できないことがあっても、人と比べて劣る部分があっても、自分を好きでいれば、オープンになれます。
自分の失敗談やコンプレックスを笑いながら話せる人は好かれるもの。
それが人間的な魅力になり、人を引き付ける。
独自の才能を手に入れるには、人間的な魅力が欠かせません。
スキルだけなら、同じスキルを持つ人があらわれた時に、自分の価値も下がってしまう。それは、仕事でもプライベートでも同じです。
才能を見つけるプロセスは、自分の価値(能力+魅力)を知るプロセス。
すべての自分を受け入れた時、自分がもっとも人を幸せにできる分野がどこなのか、見つけることができます。