プロフェッショナルの洞察力とは? | 才能プロファイラー北端康良 オフィシャルブログ〜才能とお金と幸福の話〜

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先日、香港から来日した李先生から東洋思想について教えて頂きました。知らなかったのですが「形相学」という言葉をがあるそうです。

調べてみると、「形相」という言葉を概念として、初めて使った人は、なんと、古代ギリシアの哲学者アリストテレスらしい。

「相」とは、手相や人相など、表に見えているもの。その表が現れた根本を見つけて、診断し、解決法を教えるのが東洋思想的な考え方。つまり、部分から全体を見る技術だそうです。

「最も難しいのが診断だ」と言われていました。

どの分野でも、プロフェッショナルと呼ばれる人たちは、表面現象から、根本を洞察する見極め力を持っていますが、この洞察力が、プロのプロたるゆえんなのでしょうね。

カウンセラーの育成をしていて、いつも痛感するのは、洞察力は教えられないと言うこと。知識や理論は教えられますが、こればかりは経験から積み上げるしかないように思います。

12年前、未熟な自分に、経験の場を与えてくれた師匠には感謝の言葉しかありません。